長らく愛用してきた武生ルネサンス出版部発行の旧暦の「絵暦」、2月9日を最後にとうとう我が家の玄関から姿を消しました。 高校時代からの友人、三木世嗣美さんから時節になると届いた絵暦でしたが30年目を節目に終刊となりました。 経本仕立ての縦20㎝、横10㎝、ケースに広げて立てると幅20㎝。僅かなスペースでしたけれど「文化」を感じるコーナーでした。 *** 「…世界中の人が見上げる宙に境界はありません。地上ではいつもどこかで境界線の取り合いによる争いが行われていたりして心痛みますが、そんな時こそ宙を眺めながらゆったりとした気持ちで…」とあとがきに写真を担当された林昌尚さん。 最終回のテーマは『越前の…