武蔵府中熊野神社古墳は、東京都府中市にある上円下方墳で、国の史跡。 1段目が約32mの方形、2段目が約24mの方形、3段目が直径約16mの円形を呈する3段築成の古墳で、7世紀に造られたと考えられている。 名称の通り、府中市西府町にある熊野神社境内の本殿北側にあり、2005年7月14日、国の史跡に指定された。 鉄地銀象嵌鞘尻金具1点、刀子4点、鉄釘多数、ガラス玉6点などが出土している。
歩く会の日 今回はハケ(崖)と湧き水がテーマ。 東京、多摩地方は土地が平らなようで平らではない。 実は階段状になっているのは、多摩川がだんだん南東の方へ横ずれして流れたからだとされ、ならばそれを実感してみようという魂胆で、立川駅に20名が集まった。われらが歩く会としては大変な大人数となった。 立川駅から、矢川が流れているはずだと言われる場所へ移動し、そこの立川崖線に沿って、下に矢川の流れが埋まっていると思われる変哲もない道路を歩く。変哲もない道だから見るものとてなく、全く変哲もない。 そもそもこの歩く会自体、大それた目的などなくただ歩いているだけだから、歩いて行くところにそうそう変哲があるはず…
先日、府中市で一献傾ける機会があったので、その前に近辺を散策しました。 府中市は、東京都のほぼ中央に位置する人口は約26万人の都市です。市名は律令時代に武蔵国の国府が置かれたことに由来しますが、国府のある場所が府中と呼ばれ、その名称が受け継がれています。 分倍河原(ぶばいがわら)は、府中市の中心部にあり、かつて鎌倉幕府滅亡へと向かう歴史の転換点の一つの古戦場があります。その「分倍河原の戦い」は、北条泰時率いる鎌倉幕府勢と新田義貞率いる反幕府勢との間で行われた合戦です。 分倍河原駅の駅前ロータリーに、新田義貞の像があります。 新田義貞像 太刀を振りかざし、味方を鼓舞するかのような躍動感あふれる騎…
昨日の続き。 ・かたくら書店新書44『野猿峠』(2) 著者の下島彬については、ネット検索すると「朝日新聞デジタル」の連載「マダニャイ とことこ散歩旅」と云うのがヒットした。 これは2019年4月2日(火)16時30分「(マダニャイ とことこ散歩旅:1)内堀通り 霞が関 近現代史、ど真ん中」から2022年3月30日(水)16時30分「(マダニャイ とことこ散歩旅:865)最終回 漱石山房記念館」まで865回にわたって連載されているが、有料会員記事なので会員ではない私には閲覧出来ない。なお「朝日新聞デジタル」には「864件」と出るので1回分取り下げた(?)記事があるらしい。ネットでの公開時間は決ま…
こんにちは。ライターの少年Bです。 ある日突然、カエライフ編集部から「古墳はお好きですか?」と連絡が来ました。そんなことあるか……よ……と思ったけど、古墳に行くなんて小学生以来のこと。あえて今行ってみるのも、大人の課外学習って感じでおもしろそうですよね。 秒で「好き(かもしれない)です!」と返信し、今回の取材が決定しました!!! この記事を書いている、少年Bと申します! 今年で37歳になります とはいえ、わたしは古墳についての知識はまるでありません。そこで、今回は『古墳にコーフン協会』会長のまりこふんさんに、古墳について教えていただきながら、関東近郊で回れる古墳を巡ることになりました。 協会の…
趣味はなにかと聞かれれば「ボウリングとジョギングと読書だ」と答えるが、それ以外にも天気の良い日は妻と二人で街歩きを楽しんでいる。若い頃から暇があれば二人であちらこちらを気ままに歩いていたが、結婚して30年以上経っても変わらない習慣だ。先日も、秋晴れの空に誘われて電車と徒歩で散策を楽しんだが、緊急事態宣言が明けたからこそ立ち寄れる場所を覗いてきた。 武蔵府中熊野神社古墳展示館 街歩きをしながら立ち寄ったのは、東京都府中市にある武蔵府中熊野神社古墳展示館。以前、ジョギングの途中で立ち寄ったのだが、その時は緊急事態宣言が出されていたので見ることが出来なかった場所だ。小さな建物で綺麗なトイレがあるので…