WEDGE 2022年1月号を読み,気になった点を抜粋。 日本の借金膨張が止まらない。世界一の「債務大国」であるにもかかわらず,新型コロナ対策を理由にした国債発行,予算増額はとどまるところを知らない。だが,際限なく天から降ってくるお金は,日本企業や国民一人ひとりが本来持つ自立の精神を奪い,思考停止へと誘う。このまま突き進めば,将来どのような危機が起こりうるのか。その未来を避ける方策とは。"打ち出の小槌" など,現実の世界には存在しない。(p. 18) 借金を重ねて,支出を増やす日本,日本国民を救うための政策が,国民の自立精神を奪わないことを祈りたい。 かくして,財政は「税は少なくサービスは多く…