学研グループの学研プラスから隔月刊で発行されている戦史雑誌。
1992年6月の創刊当初は割と普通の日本史+中国史を扱う雑誌だった。だが、11号でアウステルリッツ三帝会戦を総力特集で取り上げたあたりからそれにとどまらない領域にも展開。季刊化した30号以降は、メイン特集はほぼすべて第二次世界大戦がらみ(稀に日露戦争)になっている。
45号からふたたび隔月化。1997年4月以降、表紙の雑誌名の上には「戦略・戦術・戦史Magazine」とあるが、実際には広い意味での戦史に軸足を置いている。
コロナのおかげで、外にあまり出ないようにしている。週末は、すみだ北斎美術館の「北斎で日本史」をみてきた。当時の歴史物の武士は歌舞伎の隈取りをしていたりと、様式的に書かれているのが印象的だった。武士は身近にいたのに、なぜ写実的に書かなかったのだろう。 葛飾北斎 (2代目) - Wikipediaという人がいたことも初めて知った。 鎌倉軍事政権の誕生(歴史群像 2021年) 今年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」ということで、歴史群像の「鎌倉軍事政権の誕生」という5回の連載を通読してみた。いくつかピックアップしてみたい。 院政の本質は、王家の資産形成システム他ならない なぜ、院政をするかと言えば、荘…
今号の歴史群像の付録で、戦艦大和のペーパークラフトがあります。それを見て、そういえば実家に帰った時、昔買った「世界の軍艦」だったか、ペーパークラフトでビスマルクとか作る奴を見つけたよな、と思ったのでした。真っ白な背表紙を見た時、「懐かしい」と思った記憶があります。ちょうど実家から、持っていた書籍を引き上げてきていたので、さっそく探してみました。 ありませんでした。 確かあったと思ったのですが、見つけたのは「紙飛行機」とか「とんとん紙相撲」とか「天体観測」とかのペーパークラフトのみ。少し考え込んでしまいました。 これらの書籍の背表紙は、結構汚れています。もうずいぶん前なので当然ですね。で、記憶に…
今日の記事はマニアックで全く一般受けしないと思うので、国防に関心のある方、軍事に興味のある方以外はスルーして下さい。 先日『歴史群像6月号』を買ったついでに『軍事研究6月号』も買いました。なぜかというと1944年型米機甲師団の編制図が載っていたからです。何を隠そう、数十年前航空ファン別冊『米英機甲師団』という本を見つけたんですが、当時懐かしの立風書房ジャガーバックス『ドイツ機甲軍団』の復刻版を買いに行っていて3800円(今ならもっと高騰していますな)も使ったのでお金に余裕がなく買うのを断念したんです。後日お金を用意して『米英機甲師団』を買いに行ったところ、誰かが買ったのか返本されたかで無くなっ…
半月堡を突破したところで konthuarin.hatenablog.com こんどこそ、城内に侵入だ! な・・・なんだ、この奇怪な石の積み方は! 大手門の石垣 石垣の積み方は主に3種類ありますが これは、切込接(石の断面がキレイで隙間がない)の乱積(バラバラな積み方)? にしてもキレイに積んでるなあ そんで、内側に入るとこうよ。 大手門の石垣(内側) 今度は布積(横に並ぶ積み方)か この緩やかな角度。次の日、筋肉痛になる角度。 こんな角度の石垣、見たことない! やはり容赦のない刎出がついている。 正面には石垣の壁、見隠塁 横から見た見隠塁 見隠塁が出入り口3カ所にあって これが方向感覚を狂わ…
徳川家康のふるさと、岡﨑城の城跡をたどってきましたので、その様子をご紹介します 岡崎城とは 岡崎城 行き方 岡崎城 本丸 岡崎城 天守 岡崎城 最高階 岡崎城 御城印 岡崎城 100名城スタンプ 岡崎公園 岡崎城 岡崎城とは 岡崎城は、愛知県岡崎市にある日本の城で「日本100名城」にも指定されています 岡﨑城 15世紀中頃、明大寺の地に西郷頼嗣(稠頼)によって築城されたのがそのはじまりです。その後、享禄4年(1531)に松平清康(徳川家康の祖父)が現在の位置に移して以来、ここが岡崎城と称されるようになりました。 1959年に再建された3層5階の復興天守は、岡崎市のシンボルとして市民に愛され親し…
konthuarin.hatenablog.com 前回、五稜郭タワーから、五稜郭の謎を感じたところで いざ城攻め!! 五稜郭には3つの出入り口がありまして、 大手口(正門)の手前には半月堡(出入り口を防御するもの)があります。 これが、星形からちょびっと出ているトンガリです。 さあここからだ! え?ここ登るん?エグ・・・ さてココで 幕府軍からの景色を見てみましょう 幕府軍目線 めちゃくちゃ見晴らしが良いではないか・・・ 隙なし・・・ 幕府軍目線 頑張って登ったところで、蹴落とされるんか・・・ この石垣の上から2段目にある、飛び出た石が 刎出・武者返しなどと呼ばれているもので 日本城郭にはよ…
現存十二天守の丸岡城は、福井県の坂井市にあります。 今回、丸岡城に行ってきましたので、その様子をご紹介します 丸岡城とは 丸岡城 行き方 丸岡城 みどころ 丸岡城 本丸 丸岡城 天守 丸岡城 最高階 丸岡城 御城印 丸岡城 100名城スタンプ 日本一 短い手紙 一筆啓上 現存十二天守(現存天守) 丸岡城 丸岡城とは 丸岡城の天守は、北陸地方唯一の現存天守です。 丸岡城は、戦国時代の天正4年(1576年)に柴田勝家の甥である柴田勝豊によって築城されました。勝豊は、織田信長の命を受けて一向一揆の防備のために城を築いたと言われています 丸岡城 丸岡城は、山の上に築かれた平山城で、天守は三層の望楼型で…
なんか、県立図書館の裏手に安藤忠雄の子ども図書館をおっ建てるとかで、19日から工事が始まるので、最後の姿を見に。当面、県立図書館には行きたくない感じかなあ… ぶっちゃけ、吹き抜けの天井までの本棚とか、分かってない。つーか、旧砂取細川邸庭園からも張り出して見えるのか… つーか、すでに死ぬほど暑いのだが。いや、梅雨明け後の暑さは桁違いなんだけど、すでに自転車で動き回るだけでガスガス体力が削れるのだが。最近、3月が自転車で動き回るのに一番適した季節だと思う。 とりあえず、上江津湖経由で健軍方面に周りながら本屋や100円ショップに入ったり。『歴史群像』をゲット。 体育館側に、工事車両用の鉄板敷き通路の…
・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。 ・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。 kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com ・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致します…
最近ハマっているのが御城印集め 各地域で販売が拡大しており、期間限定やレアもの販売など趣向を凝らした取組みが行われております。 今回は丹波篠山市、映画ロケでも使用される名城「篠山城」に行ってまいりました!
今回、岐阜県にある岐阜城と金華山に行ってきましたので、その様子をご紹介します 岐阜城とは 岐阜城 行き方 金華山ロープウェイのりば いざ岐阜城へ 岐阜城 天守 岐阜城 天守最上階 岐阜城 御城印 岐阜城 100名城スタンプ 岐阜城資料館 金華山 ハイキングコース 岐阜城 グルメ 岐阜城 天守閣 岐阜城とは 金華山の頂に建つ岐阜城は、鎌倉時代に二階堂行政が砦を築いたのが始まり 戦国時代に斉藤道三が入場、後に織田信長が手を加え、現在は天守閣が復元されています 岐阜城 岐阜城について、岐阜市ホームページでは、以下のように紹介 岐阜城は、現在築城されている城郭のうちでは、有数の高さ(標高329メートル…
現存十二天守の犬山城は、愛知県の犬山市にあります。 今回、犬山城に行ってきましたので、その様子をご紹介します 犬山城とは 犬山城 行き方 犬山城 下町きっぷ 犬山城 本丸へ 犬山城 犬山城 100名城スタンプ 犬山城 御城印 犬山城 グルメ 犬山城 城下町 犬山城 動画 現存十二天守(現存天守) 国宝犬山城 犬山城とは 犬山城の天守は、現存する日本最古のものです。 織田信長の叔父、織田信康 によって木之下城より城郭を移して築いたといわれています。 犬山城 織田信長が稲葉山城(のちの岐阜城)を攻めたとき、織田軍として戦った織田信康が戦死 子の織田信清が犬山城を継いだが、信長に敵対して逆にやられて…
歴史群像 2023年6月号 [雑誌] ワン・パブリッシング Amazon
もくじはこちら いよいよ、東西から挟撃されてドイツ敗戦に至るまでをまとめたムックだ。 春の目覚め作戦やレマゲン鉄橋、ルール包囲戦、ウィーン攻防戦、トルガウの出会い、ベルリン市街戦について、写真や図解やイラストでわかりやすく解説している。 米ソだけでなく、米英もそれぞれの思惑がぶつかり合っており、冷戦構造の複雑さを思い知らされる。 イギリスの主張通り、エルベ川で止まらずに西側連合軍がベルリンを目指していたら、戦後世界はどうなっただろうか? p.54 市内に迫る赤軍包囲下のベルリン 文/土門周平 ソ連軍対ドイツ軍 人員250万人対100万人 戦車6250両対1500両(自走砲含む) 火砲41600…
国立博物館って、どんなイメージですか? 小学生を連れて国立博物館⇒ ぜったい退屈してぶーぶー言い出す! と思っていました。 わたしは恥ずかしながら、東京も京都も国立博物館行って楽しいと感じたことはありませんでした。歴史も興味なかったし、仏像とか、鎧とか見ても「へぇ」くらい。 本物がみれた感動とか皆無・・ 当然そんなところに子どもを連れていこうなんて思いもせず、、 一度だけ、「三国志展」があっていた5年ほど前、長男だけ連れて行きました。 当時、三国志が好きだったから。6年生の夏休みのお出かけ場所として、あまり疲れず楽しめるかなと思ったから。 そんな理由で行ってみたところ、 三国志展はもちろん楽し…
京都・京阪本線淀駅からすぐ。 淀城跡公園・淀城跡へ行ってきました。 私、お城は大好きですが 天守閣城といえばでイメージする建物よりも、 城跡城の痕跡があるの方が好物! 淀城跡には、石垣と、お堀が一部残っていまして 敷地内には、與杼ヨド神社、稲葉神社がありました。 淀城は、徳川2代将軍秀忠公が築城したお城。 伏見城の廃城に伴い作られたそうです。 公園はだいぶ荒れてる様子・・・ 遊具は少なく、雑草で生い茂っていて ゴミなども多い。 子供達が遊んだりすることも少なそう。 石垣には登るようになっていたので、迷うことなく攻めます! 石垣の上に、櫓跡と思われる石垣を発見! 出入口は封鎖されていましたが、…
侵略したロシア側の兵力、編制も不明ですが守るウクライナ軍はいったいどれくらいの兵力があるか気になり調べてみました。上の表は2022年2月24日、開戦直前のウクライナ陸軍戦闘序列です。一枚の画像に収めるため非常に小さく見にくくなったのはお詫びします。 ウクライナ軍の1個旅団の兵力ですが、欧米の資料では5000人から7000人くらいだそうです。クリミア半島をロシアに奪われて以来、ウクライナ軍はNATO編制にシフトしたんでしょうね。ソ連/ロシア型編制だともっと少なく(5000人以下に)なると思うんですよ。 1個旅団5000人としても38個旅団ですから19万人、これに各種独立部隊が加わりますから総兵力…