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死して咲く花、実のある夢

(読書)
ししてさくはなみのあるゆめ

神林長平の小説。


死の定義に情報理論を盛り込んだ論理展開により、話が進んでいく、

この世には二種類の人間がいる。
死んでいることに気づいている者と、そうでない人間の、二種類。
自分の死に気づいている者は、当然ながら死んでいる。
死んでいることがわかっていない人間は
生を信じるがゆえに、やがて死を受け入れざるを得ない。
ようするにこの世は死者でいっぱいだ。
『死して咲く花、実のある夢』早川書房

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