2025年12月21日、11時21分頃、母親からの一報があった。 「お父さんが餅を喉に詰まらせて救急車で運ばれた」 年末恒例、公民館の餅つき会での出来事。 この日は例年より気温が高くポカポカ陽気の日曜日だった。のほほーんとした空気感が一変し天地がひっくり返った感覚だ。 父は、昭和9年生まれの満91歳。背筋はピンとしており、マンガに出て来るようなヨボヨボの爺さんという感じではない。ガンコな頭もしっかりしている。よく高齢者は食が細くなるというが、そんなことはなく朝からご飯をおかわりするような達者な爺さんだ。恐らく100歳まで生きてくれるであろうと信じ切っていた。 そんな父が餅を喉に詰まらせた…。 …