湯本さんは音楽大学を卒業されて、オペラの台本やラジオ劇なども書かれている作家です。「夏の庭」を読んでとても感動したので、「ポプラの秋」も読んでみました。 200ページほどの作品なので一気に読みました。 湯本さんの感性、観察眼の素晴らしさと表現力で、情景がありありと浮かんできます。秋の少し儚げだけれど優しい光、澄んだ空気の匂いまで感じるようでした。読み終わった後、すがすがしくとても気持ちよかったです。 Amazon.co.jp - ポプラの秋 (新潮文庫) | 香樹実, 湯本 |本 | 通販 父親を突然亡くした7歳の千秋。それまでの家から大きなポプラの木のあるポプラ荘に引っ越すが、大家のおばあさ…