こんばんは、紫栞です。 今回は、中山七里さんの『殺戮の狂詩曲(ラプソディ)』について感想を少し。 あらすじ 高級老人ホームで入居者九人が惨殺される事件が発生。犯人として逮捕されたのは施設に勤めていた介護士。殺害された人数、計画的な犯行、差別的思想による犯行動機・・・事件は複数の意味で世間を震撼させた。 この「令和最初で最悪の事件」の弁護に名乗り出たのは、十四歳の時に幼女を殺害した元〈死体配達人〉の悪辣弁護士・御子柴礼司。 死刑判決は確実、どう考えても勝算のない事件の弁護を請け負うことにした御子柴の企みとは——? (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).…