姉はボロボロ涙をこぼし、言葉が続かない様子でした。 そんな姉に代わってのつもりか目をパチパチさせながら母が雄弁に話します。 母:「朝、体がしんどいって言ったの。だから、しんどいなら寝ときなさいよ、って言ったの。で、帰ってきたらパパが返事しないから。姉ちゃんに電話して。救急車は私が呼んだのよ。」 私:「朝どこがしんどいって父ちゃんが言ったの。」 母:「息が苦しいって」 私:「息が苦しいのに置いてでたの」 母:「だってさ。私小柄だからパパ動かせないじゃない?だから、姉ちゃんに電話すると思ったし、○○のおばちゃんと約束してたし。」 頭の中でプチンと音がした感覚がありました。 気が付けば母のロングヘア…