はじめに ちょっと色々とやっていて R の survival パッケージの tt 関数の挙動が気になるという話になりました。 survival パッケージでは時間変動共変量の解析が実施可能であり、時間変動共変量と時間変動効果(回帰係数)についての vignette には詳細な解説が書かれています。 vignette 中のコードには色々な事例が書かれているのですが、tt 関数を使っているものがあります。 tt 関数は、時間変換関数 を組み込むための機能です。 なんでこんなものが必要になるかというと、モデル中に共変量と時間の交互作用項(例えば、$\beta(t)x=\beta_x x+\beta_…