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比喩

(読書)
ひゆ

何ものかをほかの何ものかに置き換え、表現すること。たとえ。大きく分けて直喩隠喩の二つがあり、さらに隠喩を三つに細分化する場合もある。

種類

  1. 直喩法
  2. 隠喩法

違い

直喩法

  • 直喩明喩シミリーともいう)とは「(まるで・あたかも)〜のようだ(ごとし、みたいだ)」のように、喩えて置き換えていることを明示している比喩のこと。
    • 例文
      • 赤ん坊の肌はまるで綿飴のようにふわふわだ。

隠喩法

  • 隠喩暗喩メタファーともいう)に分けられるものは、比喩であることが明示されていない比喩である。「まるで」「ごとし」「ようだ」などといった比喩を明示するための語が用いられていない。
    • 例文
      • この思い出を忘れまいと、心の宝石箱に仕舞い込んだ。

換喩法(かんゆ)

  • 換喩(かんゆ、メトニミーともいう)とは表現する事柄をそれと関係の深い付属物などで代用して表現する比喩。「永田町」と言って国会を、「葵の御紋」と言って徳川家を指す。
    • 例文
      • ペンは剣より強し*1

提喩法(ていゆ)

  • 提喩(ていゆ、シネクドキ《Synekdoce》ともいう)とは上位概念で下位概念を表したり、逆に下位概念で上位概念に置き換えたりする比喩。
    • 例文
      • 全く、情けない男だ*2

諷喩法(ふうゆ)

  • 諷喩(ふうゆ、英: Parable)とは、寓意に使われるようなたとえのみを提示することで,本当の意味を間接的に推察させる比喩。寓言法。寓喩法とも。
    • 例文
      • 猿も木から落ちる

(一部 Wikipediaより抜粋・引用)

その他

  • 活喩法擬人法)・・・置き換えではないが、非生物を生物に喩えて表現している

*1:ここでのペンは弁舌や学問を指し、剣は武力、暴力、戦争などを指している

*2:ある人物が相手にこう告げた時、情けないのはその相手(下位概念)だけであって、男全般(上位概念)を指しているわけではない

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