毛利は残った【電子書籍】[ 近衛 龍春 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 父が早世したため、偉大なる祖父毛利元就(日頼様)の後を継いだ毛利輝元。祖父は亡くなる前輝元に、叔父である吉川元春と小早川隆景の2人によく従い、天下を望まず、焦らず熟慮すれば名を残す大将になると言い残した。その言いつけを守り29年、有能な2人の叔父に支えられ、本家120万石に加えて、一族の小早川家の領地もあり、徳川家康と匹敵する家格を有していた。 2人の叔父が、そして秀吉が亡くなる。家康は満を持して天下人を狙い、石田三成は立ちはだかる。輝元は毛利家の外交責任者、安国寺恵瓊のお膳立てで西軍の旗頭の座に就くが…