各地の庶民の日常生活の中から自然に生まれて長い間伝承され、その地方の人々の生活感情を表している素朴な歌謡。仕事唄・祝い唄・酒盛り唄・盆踊り唄など。俚謡(りよう)。巷謡(こうよう)。俗謡。三省堂提供「大辞林 第二版」より
各地の庶民の日常生活の中から自然に生まれて長い間伝承され、その地方の人々の生活感情を表している素朴な歌謡。仕事唄・祝い唄・酒盛り唄・盆踊り唄など。俚謡(りよう)。巷謡(こうよう)。俗謡。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
おはようございます。 7時起床、早起き成功。やわらかパン。 今日はすずめのティアーズの初フルアルバム『Sparrow's Arrows Fly so High』を紹介!同じく「すずめ」の名を冠する者として勝手にシンパシーを感じ、見逃せないリリースでもあった。 ジャンルは民謡。ミニマルなアレンジが民謡本来の色彩やリズム感を際立たせているように思える。たまにECMジャズぽい質感にもなる。佐藤みゆきとあがさ、二人が織りなす心地よいハモりはプリミティブでサイケデリック。モダン過ぎず多国籍的な雰囲気が好きだ~ M4《といちんさ》がアップテンポかつポップで一番聴きやすいのでオススメ。しかし優しく柔らかいメ…
今回のテーマは「Razgranala Grana Jorgovana(ラズグラナラ・グラナ・ヨルゴヴァナ)」、コソボのプリズレンにおける伝統的なセルビア民謡です。 最初の曲、演奏は民俗アンサンブルの一つの Ansambl Venac(アンサンブル・ヴェナツ)、歌はソリスト Tamara Kapetanović(タマラ・カペタノヴィッチ)です。 TAMARA Kapetanović - Razgranala grana jorgovanaTHE_VISION_GRACANICA (2022) 民俗アンサンブル Venac は、セルビアに二つ存在するプロ民俗音楽舞踊アンサンブルの一つ。コソボ共和国…
Musically the social changes in Britain and Europe meant that in the nineteenth century classical music became available to the growing middle class, but although patronage of the music passed in some cases from the aristocracy to the state, the composers and performers were always, as they had been…
今回はルーマニア・ムンテニア地方の音楽、Mugur, mugurel(ムグル・ムグレル)を取り上げます。 1曲目は、ルーマニア放送協会傘下のポピュラー音楽放送管弦楽団(Orchestra de muzică populară Radio、指揮:Paraschiv Oprea)による演奏から。 Mugur, Mugurel (original) Choir conducted by Paraschiv Oprea, Greetings From Romania Vol 2, 1994 Intercont Music, Romania. これぞルーマニアン・フォークという感じの、1拍目が2拍目より…
民謡などの細かに震えるような装飾音は、体を固くしているとうまく歌えません。すこし頭を振ってみるなどの動きをつけながら練習すると、ちょうどいい感覚が掴めると思います。(♯∂)
前回(2024年1月18日)と前々回(同1月12日)はラチェニッツァの話題を取り上げてきました。しかし、ブルガリアの7拍子の踊りと音楽はラチェニツァだけとは限りません。今回はラチェニッツァとは異なるタイプの7拍子の踊りの一つ、チェトヴォルノ・ホロ(Chetvorno horo)を紹介します。 最初はガイダ奏者ニコラ・アタナソフ*1による1980年代初頭の楽曲「Chetvorno horo」から。 Четворно хоро Nikola Atanasov, "Chetvorno horo," Horos And Ruchenitsas, Balkanton ВНА-10891, Bulgari…
結果として、オペラでも、詩吟、民謡などの名人でも、歌舞伎役者や狂言、あるいはベテラン役者の声でも、一流であれば、そのプロの声というのは、一声でわかるほどのものです。
ブルガリア語の学習や、インターネットでの音楽や歌の検索をする際、ちょっと気になるのが「ブルガリアのキリル文字」。書籍やレコードアルバムなどの印刷物は、ロシア語式の角ばった書体とは一味違う柔らかな印象があります。パソコン、スマホ、インターネット上ではロシア式のキリル文字が今でも標準的ですが、最近このブルガリア式の柔らかいフォントの文章をインターネットで見る機会も少しずつ増えてきました。 標準フォント(ロシア式)とブルガリア式のキリル文字フォントの違い。上はロシア語版Wikipedeia (Википедия)、下はブルガリア語版Wikipedia (Уикипедия)。いずれも「リンゴ」の説明…
(静岡 用宗漁港) 先日、地区の生涯学習センター(公民館)で文化祭が催され、私も参加して下手な民謡を唄った。私が唄ったのは、「静岡船上げ唄」(船上げ木遣り唄)というタイトルがつけられたもので、大声で音頭をとる木遣りである。お囃子は櫓をこぐ雰囲気である。備忘のために一番だけ記す。 ♪ ホーラーエーエー 木遣りしゃ 二部でも ヤーアーエー (ソラ ヤットコセー ヨイヤラナー) ホーラーエー 受け声頼むぞお ハ、ヨーイトナー (ソラ ハイララ ハイララ ヨイヨイ ヨーイトコ ヨーイトコナー) 調べてみると伊豆の伊東市で採譜された「船上げ唄」が資料(注1)にあり、それは私の唄ったものとほとんど同じであ…
宮古の繁華街(?)には島唄ライブで楽しませてくれるお店が林立しています。そしてどこもいつも大盛況! 本日は飛び込みで「あかが~ら」さんへお邪魔してきました。 店名の「あかが~ら」は発音そのまま「赤瓦」の事。沖縄の町並、風景の代名詞とも言える赤瓦が縁取るステージは異文化の情緒たっぷり。 そして、知らなければどちらの芸人さんかしら、と不思議に感じるばかりのこの顔の白いおまわりさん。 そう、ここあかが~らでは、宮古のヒーロー宮古まもるくん(のそっくりさん、というかコスプレさん)がステージを盛り上げてくれるのです! かくいう私も宮古に来るまでそもそもの「まもるくん」の存在を全く知りませんでした。存在を…
「帶」~詩人・善盛さんの時代 現実の異端を書いた詩人の消息 トークと朗読 柴田望 in俊カフェ 2023年12月8日 本日はご多忙の中お集まり戴き、誠にありがとうございます。昭和二(一九二七)年の今日、十二月八日が詩人・古川善盛さんのお誕生日になります。大切な記念の日です。一九四八年の十二月八日が柴田の父の誕生日、一九四三年の十二月八日が六十年代のロックバンド、ドアーズのジム・モリソンの誕生日です。私は高校時代、ドアーズやルー・リードの影響で、「知覚の扉」、オルダス・ハクスリー、ウィリアム・ブレイクを読み、ディラン・トマス、ランボー、ビート・ジェネレーション、ケルアック、ギンズバーグを経由して…
【2024.4.11〜19 ヨーロッパ旅】 新婚旅行で、✈️🏨×5✈️+後泊(←上手く言えない)のヨーロッパ旅に行ってきた。 旅費は✈️🏨で30万円/人(+滞在費)に抑えたよ。 バルセロナ、ローマ、ベネチアの3都市について、日本と比較しながら👍👎を書いてみる。美味しかった機内食も紹介するね。 行く予定がある人も、ない人もフゥ〜ンぐらいのノリで読んで。それじゃあ行くよ! 【バルセロナ】 中から見たサグラダファミリア カサ・バトリョの天井 地中海ビーチ⛱ ピカソ美術館のお気に入り ブケリア市場でマテ貝のグリル ◯観光 ★★★★★ ◯メシ ★★★★ ◯交通 ★★★ ◯観光 ★★★★★ 1位:サグラダ…
WEST.の沼に落ちて2年半のアラサーオタクから観たAWARDのこと。喋り言葉や発言は全部ニュアンスです。 とりあえず ステージや演出のこと、レポなど セットリスト とりあえず まず!めちゃくちゃ!楽しかった!!!!! 昨年のPOWERのセトリや構成についての話で、次の年は10周年で前回のMixed Juiceのようなライブになる予想がしたから毛色を変えたかった、と語っていた藤井さん。 確かにオープニングからの華やかさと雰囲気はミクジュの系統ではあるものの、そこにこの1年、ドラマや映画の主題歌としてリリースされた曲たちが散りばめられたことで、さらに別方向へ攻めたような印象だった。様々な表現力が…
こんにちは!わしののりこです(^^)/いよいよ明日開催!うちのおねーちゃんがやってる「民謡会 結人」さんの発表会です。4月20日(土曜日)13:00結とぴあさんにて入場無料です。ご興味のある方はぜひ足をお運びくださいね。 今日はここまでまた明日っ(^_-)-☆ 「お顔そりエステ♪わしの」で美肌&小顔美人になりませんか?機械は一切使いません。わたしのポカポカの手がずっとあなたのお肌に触っています。お肌を覆う黒いうぶ毛を取り除くとあら不思議。つるつるピカピカのお肌が表れます。笑顔もキラキラ輝き始めます。お肌が変わればあなたも変わり人生も変わる。驚きの嬉しい変化をご体験くださいね♪ 【キラキラ美肌☆…
昨日は、家の周りの草刈りや畑の準備、ふたりで協力し合って作業がはかどりました。夫は耕運機で耕し、私は志願して、初めて草刈り機を扱いました。ずっしり重くて、その後遺症が残りました。 今日は穏やかな暖かい日ですが黄砂の飛来注意が出ています。 何年ぶりでしょ。家のすぐそばで鶯の声! 外出先から戻った夫が聞き惚れて私も耳を澄ませました。 どこにいるのか姿はみえませんが正調、清澄のほれぼれするような美声です。どこで練習していたのでしょう。 *** 韓国人の友人がいます。テニスコートで~フォークダンスをしたキムさんです。https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2…
2022年2月にロシアによるウクライナへの侵攻が始まってからほどなくして、日本のニュース番組でこんなプロパガンダ映像が紹介されたことがありました。www.youtube.comロシア軍のトレードマークとして採用され話題となっていた「Z」をモチーフにして、看護師と思しきコスチュームのダンサーを従えた女性二人が歌っているこの映像。『ATRAS NEWS』にその背景と歌詞の英訳が載っていて、歌い踊るのは戦場に夫や恋人を送り出した女性という体(てい)で構成され、ロシア軍への支持が歌われていると解説されていました。当時私は「銃後」という言葉を思い出してうんざりしたことを思い出します。theatlasne…
こんにちは! Golden Hearts Publicationsの梅本です。 「今日の1曲」として、週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしています。 参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください! 今日は會田瑞樹さんの打楽器5重奏作品「邂逅の鐘」をご紹介します。 ■原題または洋題 The Bell ■作曲者:會田瑞樹(Mizuki Aita) ■演奏時間:約5分00秒 ■出版社 :Golden Hearts Publications youtu.be 田沢育恵先生率いる塩釡市立第三中学校吹奏楽部の委嘱を受け作曲。塩釡に伝わる民謡「ハットセ…
中国の基本情報 中国留学のメリット 話者数世界1位の英語、2位の中国語を同時に学べる 日本から近く生活費も安い 様々な都市や料理を楽しめる 中国留学に必要な費用目安 中国留学の都市情報 北京 上海 天津 西安 四川 広州 大連 廈門 まとめ 「中国留学のメリットは何ですか?」 「中国語を学ぶために留学するなら、中国のどこがいいですか?」 このような疑問にお答えいたします。 この記事では、 ・中国の基本情報 ・中国留学のメリット ・留学の必要費用 ・中国の各都市の留学情報 について解説いたします。ぜひ、最後までご覧ください。 中国の基本情報 中国の正式な国名は「中華人民共和国」です。国土は約96…
春の藤原まつり 平泉観光でお勧めしたいホテル・旅館|GoogleMap⭐️4.0以上を紹介 平泉観光での宿泊施設はアットホームな雰囲気で、料理の品質も高く、満足度が高いでとの評価です。施設では古さを感じさせる部分もありますが、リフォームを施して清潔感を保っています。特に、温泉が充実しており、温かいお湯でのんびりと疲れを癒すことができます。価格面でも非常にリーズナブルで、特にビジネス利用においては食事付きで破格の価格設定が魅力的です。毛越寺や厳美渓など、主要な観光地へのアクセスも良好で、観光に便利な立地が多くおすすめです。<お断り>2024/4/15現在、GoogleMapで評価⭐️4.0以上、…
アルバート・アイラーの「ゴースト」は知らないうちによく口ずさんでいる曲です。シンプルなんだけど飽きの来ないメロディで、ヨーロッパの民謡のようにも思えます。山下洋輔トリオ時代の坂田明はよくこの曲を演奏していました。途中に山田耕筰作曲の「赤とんぼ」を挟み、それが「ゴースト」と混じり合っていくのですが、無理がありません。ロンサム・ストリングスもこの曲を取り上げています。ストリングス・バンドのせいか、より民謡のように聞こえます。私は鼻唄だけで、演奏したことはありません。
鹿児島、その土地は火山の威容と豊かな自然に抱かれ、歴史と文化が織り成す独特の風土を育んできました。ここでは、年間を通じて様々な祭りが開催され、それぞれが地域の歴史や伝統を色濃く反映しています。 今回は、その中でも特に熱気に満ち、伝統の息吹を感じさせる鹿児島の祭りをご紹介します。 おはら祭 - 鹿児島市の秋を彩る総踊りおはら祭は、鹿児島市の繁華街「天文館」を舞台に、毎年11月2日と3日に開催されます。 この祭りの起源は、鹿児島民謡「おはら節」にちなんでおり、戦後の復興を願う市民たちによって始まりました。 祭りのハイライトは、華麗な衣装を身にまとった2万人以上の踊り手が練り踊る「総踊り」です。この…
今日はのっけから断定的な口調でタイトルを書いたが、自信はない。どこまで書けるか不安である。YMOファンから猛反発されそうだ。 昨年の春に(レコード環境になった2か月後)、音盤祭でYMOの「パブリック・プレッシャー(公的抑圧)」を購入した。聴いてみたら何だかしょぼくて、今度売ろうコーナーに眠らせておいた。秋には「イエロー・マジック・オーケストラ」(←ファーストアルバム)をアップルミュージックで聴いた。「ふーん・・・まあ・・・いいかも・・・」と思った。 先週の音盤祭で「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァ―」(1979)が安価だったので買ってみた。それを先日聴いてみてぶっ飛んだ。かっこいいじゃないか。…
群ようこさんのエッセイ『忘れながら生きる 群ようこの読書日記』を読んだ感想が、ブクログ通信で紹介されているのを見つけた。 なんか見たことあるレビューだなぁと思って、書いた人の名前を見たら自分のでビックリ!そういえばこんなこと書いていたっけ。 素直にうれしかったので、ブログにも記念に残しておく。 ◇◇◇ 個人的には、紹介されている本の中で読んでみたいと思うものはなかった。そう思ってしまったのは、群さんの読んだ本よりも、日常生活の方に興味を持ってしまったからかもしれない。たとえば三味線を習うお話では、三味線には民謡・義太夫・長唄・清元・新内・常磐津・小唄・端唄の種類があったり、三味線そのものにも太…
今朝も聞いているが リクエスト曲に♪夜雨ブルース 台湾民謡♪雨夜花が元歌だと語る盛和子吉田安敬母息子
まさに完璧な夜。 民謡クルセイダーズがゲストと発表された時点で最高になる予感しかなかったのだけど、最高を上回る興奮に包まれたお祭りだった。 チケットはソールドアウトで会場は満杯、開演前から熱気に包まれている。 そんな中、先攻の民謡クルセイダーズが登場、「佐渡おけさ」からスタートする。斎太郎節、ソーラン節、会津磐梯山など、日本人なら誰でも知っている曲が、誰も聞いたことのないようなアレンジで演奏される。 民謡をアップデートするという試み自体は新しいものではないと思うけれども、ここまで徹底して振り切った所がすごい。 フレディ塚本さんの歌にラテンのビート。3本の管楽器が気持ち良い。民謡やラテンといって…