大人になると褒められる事は滅多にない。 『出来て当たり前』の世界で、ただ忙しさに追われて1日が終わっていく。 子どもには色々プラスになるような声掛けをするが、大人の自分にはこれと言って他者から何かを言われることもなく。 強いて言うなら『出来なかった事、失敗した事』に対してかけられる言葉の方が多い。 そうなるとモチベーションはただ下がりだ。 夜、布団に入れば今日1日の大反省会がひとり頭の中で繰り広げられる。 「ああいう風にすべきだった」とか「これはまずかったな」とか。 それはそれは無限に湧いてくるように、眠りにつくまで延々と繰り返される。 それでも、日常の中で、些細なことでも褒めてもらえる瞬間が…