朝目を覚ましてリビングに出たとき、あるいは仕事や外出先から帰宅したとき、そこに待っているのは決まって「家事」です。食器の山、床に落ちた髪の毛、さらには夫から届く「これから帰る」というLINEさえ、頭の中で「家事」の二文字に変換されてしまう。そう思った瞬間、肩が重くなり、脳の回転まで鈍くなるように感じるのは私だけでしょうか。 そんなとき、家事をすべて引き受けてくれるロボットがいたら——。この妄想を、私はこれまで何万回もしてきました。近年は家事代行サービスも一般的になりつつありますが、見知らぬ人を自宅に入れることに抵抗を感じる人は少なくありません。便利さと心理的な壁の間で、多くの家庭が揺れているの…