Pierrot le fou
気狂いピエロ [DVD]
Pierrot le Fou / Week-End
Jean Luc Godard Histoire(s) de Musique
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気狂いピエロ タイトルにがっつり差別用語が入っているゴダール監督の『気狂いピエロ』を観ました。 タイトルは『ピエロ・ル・フ』などに今後改題されるのかどうかは分からないけれど、人前で言うには勇気がいるタイトルです。 原作はアメリカの作家・ライオネル・ホワイトの『オブセッション』で2022年にこちらの原作が邦訳されたそうです。 本作の主役・フェルディナンは妻と共に行ったパーティーから自宅に帰るとかつての恋人・マリアンヌがベビーシッターとして目の前に現れます。 その後フェルディナンはマリアンヌのアパルトマンにて共に過ごすも殺人事件に巻き込まれてしまい、盗んだ車で2人は南仏を目指す逃避行がテーマのロー…
「助け合う、ってのは、最低限のことができる人間同士が集まって、それで初めて意味のあることじゃねえのかい。気持ちは分かるが、できる人間ができない人間をただ助ける一方なのは、助け合うとは言わねえ。荷物を抱えるってんだ」 ー近迫(小野不由美『図南の翼』)ー *** とにかく、芸風を荒らすのと、徳を下げるのは、どうにかして避けなければならない。これらは「社会的信用はおかねで買えない」というのと同一線上にある。それで孤独か孤立してしまうなら、孤高をめざせばいいんじゃないのとおもう。 それとならんで、性根をいれるには責任を自覚させるのがてっとりばやく、責任はそれじたい孤独とぶつかりがちな概念であることも、…
booksch.hatenablog.com 【本屋物語】11月20日号 店頭モニター38枚を60秒で自動切り替え #RevolverTabs | 99円LD Godfather PART3 | 他 | 本屋の仕事 #RevolverTabs 本日の本屋の仕事は…店頭モニターの映像を60秒事に切り替わるようにSettingしました。只今の時点では38枚のBooksChannel関連の画像がどんどん替わっていきますので、どうぞ、よろしくお願い致します。 本屋の仕事 #RevolverTabs 有難いaddonです。大型モニターを使用されていらっしゃるお店はぜひとも… Revolver - Tab…
どもこねねちわ 日々フラストレーションが溜まる一方です マクレーンです もうね、疲れたわあちし 世の中、アンフェアすぎ という訳で、今日も映画鑑賞ですぞ 今日見たものではありませんが、見た時のレビューとなります 本日の作品は、これ 「IT/それが見えたら終わり」 スティーブンキング原作のホラーですね 何十年も前に映像化されたもののリメイクです ホラーも案外行ける口ですあちし 少しネタバレ含みますのでご注意を それではレビュー行ってみまっしょい IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(字幕版) ジェイデン・リーバハー Amazon IT(1) (文春文庫) 作者:スティーヴン キング 文藝春…
1、作品の概要 『気狂いピエロ』は1965年に公開されたフランス・イタリアの合作映画。 『勝手にしやがれ』と並ぶジャン=リュック・ゴダール監督の代表作で、ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波を意味するフランスの実験的映画)の最高峰の作品と呼ばれている。 主演は、ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナ。 ほとんどのシーンは即興で撮影されて、絵画、詩、音楽などが散りばめられている。 既婚者の男性・フェルディナンが昔の恋人のマリアンヌと偶然再会し、逃避行を開始する。 2、あらすじ 金のために妻と結婚したフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、退屈な結婚生活に飽き飽きしていた。 彼は、偶然再会…
YouTubeを見ていたら、先日91歳で亡くなったフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールの映画のワンシーンをまとめた映像(Best Cinematic Shots)があった。どのワンカットも美しいのに今更ながら驚かされる。 もう一度映画を見たくなる。 www.youtube. fpd.hatenablog.com fpd.hatenablog.com 「男性・女性」は、学生時代の友人は「ゴダールのベスト映画」と言っていたが、当時は、未見だったので「気狂いピエロ」「ウィークエンド」のほうが印象に強かった。 fpd.hatenablog.com かなり後で見た「軽蔑」は、決して軽蔑できない映…
◯ジャンリュック・ゴダール監督死去91歳 <フランスの映画監督ジャンリュック・ゴダールさんは、スイスで認められている「自殺幇助」により亡くなった。9/13> スイスでは、自殺幇助で亡くなる人が増加傾向にあり、2003年の187人から15年には965人に増えているそうです。これは、安楽死のことです。 「勝手にしやがれ」の邦題は、川内康範の小説から、のちに沢田研二の曲へ、「気狂いピエロ」は、差別用語なんとか、のちに、「きぐるい」と読ませたり、、 ジャン=ポール・ベルモントの死から1年ですね。 あの頃、フランスやイタリア映画が好きでした。ヨーロッパへの旅が、映画館だったのです。 アテネフランセ、欧日…
booksch.hatenablog.com [ 本屋物語 | 2022年09月14日号 | check…思考様式を体得し、対話を徹底することが大事【#中野剛志×#適菜収×#小池淳司〈第5回〉】 | KADOKAWA 五輪汚職事件で贈賄容疑 | 他 check…思考様式を体得し、対話を徹底することが大事【#中野剛志×#適菜収×#小池淳司〈第5回〉】 時間・場所 そして…100年そこに住めば伝統は多分自然にできる。それを尊重するような社会になれば、街も変わる 最新 www.kk-bestsellers.com www.kk-bestsellers.com www.kk-bestsellers.c…
ヌーヴェルヴァーグの旗手と言われ映画界に新風を吹き込んだジャン=リュック・ゴダールが13日亡くなった。91歳。フランスの映画監督で、編集技師・映画プロデューサー・映画批評家・撮影監督・俳優としても活動。世界三大映画祭のすべてで最高賞を受賞している監督でもあった。歴史に深く刻まれた監督であり、存命だったことに今更ながら驚いた。 代表作には「勝手にしやがれ」(1959)「女と男のいる舗道」(1962)「気狂いピエロ」(1965)「ウイークエンド」(1967)などがある。 fpd.hatenablog.com fpd.hatenablog.com ■監督作品: 「勝手にしやがれ」 (1960) 「小…
こんにちはノブです。 今日取り上げるのは、当時「ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)」と言われた新潮流、ゴダール監督の「気狂いピエロ」です。 撮影技法やカット編集など映画に革新をもたらしたゴダールの代表2作品が「2Kレストア版」で劇場にかかっております。 きぐるいではなく、きちがいピエロと読みます。 劇場でもばっちり「きちがいピエロ」とアナウンスしてました。 さすが福岡の映画文化を支えているKBCシネマです。 では行ってみましょう! ■ゴダールは難解なのか?! ■羨望の逃避行は死の匂いがする ■「気狂いピエロ」を観た自分と観ない自分と katte-pierrot.2022.onlyhearts.c…
1、作品の概要 『悲しみよこんにちは』は、1954年に刊行されたフランスの長編小説。 作者はフランソワーズ・サガン。 サガンが18歳の時に刊行されたデビュー作。 世界22か国で翻訳されて、世界的なベストセラーとなった。 日本では1955年に朝吹登水子訳が新潮文庫から刊行されて、2008年に河野万里子訳が刊行された。 単行本で157ページ。 1957年に映画化されて、ジーンセバーグが主人公のセシルを演じ、その短い髪型が「セシルカット」と呼ばれてブームとなった。 2、あらすじ 17歳の少女・セシルは、放埓で女たらしの父親と2人で自由に暮らしていた。 南仏の別荘で父の愛人のエルザも加えて、夏を過ごし…
先日アラン・ドロンがなくなり、訃報への各界からの反応をみて、どれほどフランス映画界へ貢献した俳優なのかがうかがわれます。 そんなアラン・ドロンでしたが、出演した作品は90本近くにも及んだのですが、同時期のヌーヴェル・バーグの監督作品との関係性は希薄でした。 ヌーヴェルバーグのフランス映画界への影響とはどんなもので、アラン・ドロンがヌーヴェルバーグの映画にほとんど出演しなかったのは何故だったのでしょうか。 みたい場所へ↓ジャンプ。 フランス映画とヌーヴェル・バーグの監督 当時の映画界における主流の作品 「ヌーヴェルバーグ(Nouvelle Vague、新しい波)」 ヌーヴェル・バーグの監督 フラ…
★★★☆☆ あらすじ 20歳の頃、文化大革命を体感するために中国に不法入国した男が、30年ぶりに日本に帰ってくる。 感想 中国から30年ぶりに日本に帰って来た男が主人公だ。何か目的があり、それを果たすために物語が展開していくのかと思っていが、そういうわけではなかった。なんとなく戻ってきた主人公が、流れに身を任せるように東京の街をぶらつく様子が描かれる。 30年ぶりで、しかも中国の田舎で日本の動向を知ることなく暮らしきた主人公にとって、日本や東京は信じられないくらい大きく変貌したはずだ。だが彼のリアクションはかなり薄い。最新機器や人々の変わりようにビックリすることもなく、そうなのかと淡々と受け止…
☆☆名作シリーズ。アメリカン・ニューシネマの代表作なので、『イージー・ライダー』や『テルマ&ルイーズ』みたいな作品だと思ったが、実際見てみると後者寄りだった。 冒頭、いきなりムショ帰りの男が、女をナンパして、そこから『気狂いピエロ』みたいな逃避行になる。 主人公はまさしくアメリカの井上順みたいなお気楽青年。それが、州を渡り歩いて、銀行強盗を繰り返して、糊口をしのいで行く。 なんか画面はフィルムのモヤッとした古臭い感じで、舞台もアメリカの田舎町なので、ほとんど西部劇みたい(平成世代みたいな認識だけど(^^;))。 これまた、特に琴線に触れる部分はなかったなぁ。以下ネタバレやっぱり最後は死…
村川は,ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部.そんな男が,親分の依頼で中松組の助っ人として,沖縄に飛んだ.村川を待っていたのは,敵対する阿南組の襲撃――連れの子分が2人殺られた.「ドンパチでやばいとは聞いていたが,話が違い過ぎる……」.また2人,凶弾に倒れた.抜けるような青い空と海,照り付ける太陽の下で殺戮は続く.「ハメられた! 」逃げ場を失った村川は,ただひたすら〈死〉に向かって突き進むのだった…. 義侠心とアンニュイが微妙に混在するバイオレンスこそ,猜疑的な表現者の反倫理,反体制の骨頂.「ヤクザやめたくなったな.なんかもう疲れたよ」.アウトローの中年男にこういわしめ,それを監督自らが演じ…
1930年のマルセイユを舞台に、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドの二大スターで魅せるギャング映画。 製作:1970年 製作国:フランス 日本公開:1970年 監督:ジャック・ドレー 出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、ミシェル・ブーケ、 カトリーヌ・ルヴェル 他 レイティング:一般 ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆(ほんのチョイ役) 魚市場に乱入未遂の猫たち 名前:不明 色柄:三毛、白に黒ブチ、キジトラなど10匹ほど ◆最強のふたり 1950年代の終わり頃からフランスを代表する男性俳優として人気を二分した二人の共演で話題となった映画です。実はこの記事は9月のジャン=ポー…
さて、アーティストの作品には「B面コレクション」というものがあります。ある程度の楽曲が揃わないと発表できないものですね。“発売を待っているのだが、なかなか発表されない”モノも多いです。私はそんな時は自分で勝手に作ってしまいます。今日も朝からそんな作業をしておりました。本日手掛けたのは、平井 堅「c/w Collection '10-'19 “裏 歌バカ2”」、GLAY「rare collectives vol.5」「rare collectives vol.6」。なお、タイトルは私が勝手につけております(笑)。平井さんは3枚組、GLAYはそれぞれ2枚組の作品になりました。自分的には満足の仕上が…
ベルイマンの1957年の映画「第七の封印」考察です。 ベルイマンは、この様な始めの方の映画の方が面白いですね。 前から言ってる様に、映画監督など、始めにコケるとやらしてもらえなくなるので、表も面白くしようとします。 結果、表も裏もバランスいい映画が出来上がりやすいのでしょう。 この映画も、単純に見てられる映画になってました。 表は見れば分かるので、裏の話をします。 とにかく難しい。当時のあの辺の状態を知らないとまるっきり分からない。 だから現代の日本人には難し過ぎますね。 毎回言ってるけど、この手の話にはwikiが必須です。ないと無理です。 ベルイマンはスウェーデン人で、ずっとスウェーデンの事…
「ひゃははは絶体絶命のピンチだな!! いい目が出ろよ――ドゥルルル」 ―気狂いピエロ(『Hunter&Hunter』第19巻)― *** ひとの評価はひとによって180°以上かわり、ボスと仕事と同僚と、この3要素が揃うことは滅多にない。仮に揃ったところで、出世するかはまたべつの問題である。 つまるところ幸福とは良き仲間であることなのではないかという気がする。所属している面子にとって、良き同志であることではないかという気がする。 仲間がいなくても、どこかしら所属することにはなる。つまるところ国民のひとりではあるわけで。ほとんど「周囲に迷惑をかけず、むしろたのしませる人間であれ」といっているような…
はじめに 活動総括 きけりな イッキューTOKYO 毒塩先生 ル・パ・ラ fesaki 推薦コンテンツ 【吉祥寺オデヲン】 【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】 【ミスティック・リバー】 【スーパーロボット大戦30】 【CURE】 【濱口竜介】 次回予告 招待 編集後記 はじめに なんちゃらリテラチャー部は実作を中心として活動するオンラインコミュニティです。 主にDiscord上で活動していますが、この度、その活動の発信として「ぬえすけーぷ」を始めました。「雑誌」あるいはメルマガのようなものですね。 7月は実作とそれへの合評会は時間的に割愛せざるを得ませんでしたが、次回以降は掲載していくつもりで…
三連休はずっと梅雨空の曇天模様であることもあって、どこかへ出掛けることもなかったが、散歩ぐらいせねば身体も精神も腐ってしまうと思い、大して用事もないくせに、焦って出掛ける準備をするものだから、妻から何を急いでいるのやと怪訝な顔で言われてしまう。だからこんな会話になった。 「早くせな終わってまうんや」 「何が」 「人生が」 まるで、映画「気狂いピエロ」にでてくるランボーの「地獄の季節」の一節みたいだと思いながら、ほんま、ダラダラしてるとあっという間に1日が、1カ月が、1年が過ぎ去り、やがて人生が終わってしまうのやという話しになった。 そして玄関を出た時には、大阪市内に出るつもりであったが、いちお…
ATG(アートシアターギルド)映画の影響をもろに受けた世代だ。想い出となれば、とうてい語り切れない。もっぱら「新宿文化」劇場で観た。姉妹館「日劇文化」へは、一度か二度しか入館していない。 あれこれの場面や台詞について、今もくっきり思い出せる作品がある反面、どんな映画だったかさえまったく記憶にない作品もある。プロブラム(機関誌)に記憶を引出されることは今後もあろうが、それだけの目的で手許に置くのもいかがか。 機関誌三十二冊を、古書肆に出す。もっとあったはずだが、例によって拙宅環境のゆえ、散逸か破損の憂き目に遭ったままだ。出てきたときの補遺とする。 わが備忘のために、全冊を書き残しておく。 〈15…
娘のシーナが15年ぶりに出身高校の文化祭を覗いてきた。 驚いたことにパンデミックを越えてすべてが復活している。 あの謎のフラン研(フランス研究会)も生き残っていたが、 なぜドイツ研やイタリア研がなく。フラン研があるのだろう?という話。(写真:フォトAC) 【娘のシーナ、一瞬の帰省をする】 7月7日が母の97歳の誕生日だったのですが、前日の土曜日が病院で診察を受ける日になっていたため、外出ついでに寿司屋によって“ハッピー・バースデー”を済ませてきました。その様子を写真に撮って家族LINEに載せたところ、夕方、娘のシーナからメッセージが入って、「明日のお祖母ちゃんの誕生日にお祝いに行く。ついでに(…
お酒はウィスキーかシャンディガフが好きで煙草はハイライトメンソールが好きだけどとっくに禁煙した。そして、飲酒が特別好きという訳ではない。シラフでも飲みの場にいられる。持ってる円盤は映画『月曜日のユカ』と『気狂いピエロ』。昔は『パーフェクトブルー』もあったけど。いちばん好きな映画は特にないし。あ、でもNetflixで観た『ちひろさん』はすごく良くて有村架純が好きになった。ついでに原作も買った。恋多き人生とか寝取り女とか言われたけど知らないし。好かれてきた人生なだけだし。今まで付き合った中で馬鹿じゃなかったのは、婚約者を含めてふたりだけ。そういう人はたいていサイコパス気味で、過去に自殺願望か自傷の…
※この記事は、2024年5月に更新しました。 フランス映画、イタリア映画、ポーランド映画・・・ 起承転結がはっきりしたハリウッド映画より、芸術性の高いヨーロッパ映画に魅力を感じる人もいるはずです。とはいえ、テレビ放送される映画も動画配信(VOD)も、ハリウッド映画か邦画ばかり。 そんな中、数多くのヨーロッパ映画が配信されているのがU-NEXT (ユーネクスト )です。U-NEXTには定額料金内で楽しめる「見放題」作品と、追加料金が発生する「レンタル」作品があります。 この記事では、見放題作品だけに厳選して、おすすめのヨーロッパ映画をご紹介します。 ヨーロッパ映画を配信で見るならU-NEXT!見…