高台にある家 :水村節子著のレビューです。 高台にある家 (中公文庫) 作者:水村 節子 中央公論新社 Amazon 感想・あらすじ 母・娘、それぞれの自伝小説を読み比べて見えて来たものは… 作家・水村美苗さんのお母様・節子さんの自伝小説です。 水村さんの「母の遺産」は、いわばこのお母様のことを描いたと言われる小説ですが、こちらはそのお母様が自分の母親(美苗さんの祖母)を含めて生涯を描いたものになります。これで3代にわたる女たちの話を読み終えたというちょっとした充実感があります。 78歳のときに発表したというこの本。何が何でも書き残しておきたかったのでしょうか。 (adsbygoogle = …