「テティウス・ボーデの法則」とは、惑星の位置の法則。簡単な数列を使って惑星の太陽からの距離を導き出せるとするもの。これによると火星と木星の間には惑星が存在するはずである。小惑星帯の存在は何を意味するのだろう。あわせて物理、天文学史に関連知識を紹介する。なお通説でない情報に★を記した。■ケプラー:1571年~1630年ドイツの天文学者。天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を唱えた。■ガリレオ・ガリレイ:1564年~1642年イタリアの天文学・物理学者。「天文学の父」と呼ばれる。望遠鏡によって月の山や谷、木星の衛星を発見。また金星等の観測により、当時の時代に信じられていた天動説の間違いを指摘、…