前回に続き本番確認の話です。本番確認もテストと同じで、これをやれば大丈夫だ!といった決まった正解はありません。また、テストと違うのは、短期間勝負ということです。問題が発生しているのにのんびり対応していたら、被害が拡大してしまいます。スピード感を持った対応が必要となります。 テストで1,000ケースの確認をしたとします。じゃあ、本番確認では何ケースの確認をすればよいでしょうか?1,000ケースの確認が出来れば完璧ですよね。しかし、テストでは2ヶ月かけて1,000ケースを対応したのです。スピード重視の本番確認で、テストと同じボリュームの確認をするのは無理なんです。顧客影響を回避するためには、1時間…