井上靖『氷壁』この作品は昭和32年10月新潮社より刊行された。 父のお友達から手渡された一冊「山やるなら読んでほしい」なんだろうと開くと井上康『氷壁』!!渋いぞ。本当は冬休み読書としてトルストイ『戦争と平和』をGETむむむ・・その前に読んでおきたい。早速30日の夜スタート紅白を観ながらも読み進め一気読みでした。 --------(抜粋)彼の身体は、一個の物体となって雪煙の海へ落ちて行った――。そのザイルが切れたとき、男と女の新たなドラマが始まった。前穂高の難所に挑んだ小坂乙彦は、切れる筈のないナイロン・ザイルが切れて墜死する。小坂と同行し、遭難の真因をつきとめようとする魚津恭太は、自殺説も含め…