将棋の渡辺明名人が、無冠の危機に陥っている。 本日行われた棋王戦第4局で、挑戦者の藤井竜王に負けてしまい、棋王失冠。名人のみの1冠となってしまった。 来年度4月に行われる名人戦の相手も藤井竜王。大きく負け越している棋士だ。 20歳で初タイトルの竜王を獲得して以来、38歳の現在に至るまで無冠になったことはなく、何らかのタイトルを保持し続けてきた。 過去にも無冠の危機を迎えたことが何度かあるが、いずれも乗り越えてきた。 2008年、竜王のみの保持で、当時の羽生名人を挑戦者に迎えた竜王戦で 序盤から3連敗 だが、3連敗4連勝という史上初の快挙を成し遂げ、永世竜王資格を獲得。 2017年、二冠保持で竜…