江川 卓(えがわ たく、男性、1927年1月24日 - 2001年7月4日)は東京都出身のロシア文学者、東京工業大学名誉教授。本名は「馬場 宏(ばば ひろし)」。東京大学法学部卒。東京工業大学助教授、同教授、中京大学教授、東京工業大学名誉教授を歴任した。
2001年7月4日午前9時13分、気管支炎で死去。74歳。
フョードル・ドストエフスキーの翻訳・研究などで知られる。NHKのロシア語講座の講師も長く務め、多くの人に親しまれた。本名と無関係のペンネームを使用したのは、戦後間もない頃、ロシア文学などやっていると共産主義者と疑われていたような時代に、秘密の文学サークルを作って活動していた時代の名残である。
野球解説者。
1955年5月25日、栃木県小山市出身*1。
現役時のポジションは投手。
作新学院高校時代に「怪物」として全国にその名をとどろかせる。
その後、1979年に「空白の一日」を突いて巨人と契約、ドラフト1位で阪神に指名されるも巨人が小林繁とのトレードを発表し正式に獲得。「エガワる」は流行語にもなった。
持ち前の速球とカーブで巨人を支えたが、1987年に32歳の若さで引退。
通算成績は135勝72敗、防御率3.02。
引退後はタレント、ワイン評論家としても活躍中。
*1:福島県いわき市生まれ