競技を終えプールにお辞儀をする池江璃花子(撮影・持木克友) 「競泳・パリ五輪代表選考会」(18日、東京アクアティクスセンター) 4種目で決勝が行われた。女子100メートルバタフライで池江璃花子(23)=横浜ゴム=が57秒30で2位となり、日本水泳連盟が定める派遣標準記録(57秒34)を突破。3大会連続の五輪代表を内定させ、個人種目は16年リオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶりの返り咲きとなった。 天を仰いでさけんだ。「よかった!」。池江は前半50メートルをトップで折り返すと、3位と0秒01差の大接戦を耐えて2位を死守した。東京五輪時は届かなかった個人代表切符。緊張から解放され、チームメートに迎え…