いけなみ・しょうたろう(1923-1990) 作家。小説家。 1923年(大正12年)1月25日、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960年(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。テレビシリーズとなった作品も多い。美食家・映画評論家としても著名である。小説、エッセイ多数。1990年(平成2年)5月3日、急性白血病で急逝。
映画を見ると得をする (新潮文庫) 作者:正太郎, 池波 新潮社 Amazon 映画を観るということは「いくつもの人生を見る」ということだ。 原題をそのままタイトルにするのが流行ってる。昭和54年でもうそんな感じかー。 食欲がわく*1日本語のタイトルなら内容もいい。イメージがわく原題そのままのタイトルならよい。 映画というのは客から金を取り、暗いところに2時間も閉じ込め、煙草も吸わせないという見せる芸術。 フェリーニ、観たいなー。 映画を選ぶなら映画雑誌を。ミーハーなやつでもいいから一冊は買ったほうがいい。今減ったよねぇ。好きやったなー、ミーハーなスクリーンにロードショー。 映画の本を毎月買う…
とんでもない吐き気は、夜に梅干しのお粥を食べたことで退いて行き、胃の熱感とシクシクだけが残った感じ。 気持ち悪くなった時点でちょっと何か食べておけば、ほぼ1日苦しむことは無かったのかな。 お粥は脱水気味と低血糖?で頭が痛くなって来たから渋々食べて、たまたまそれが正解だった。 今日も胃のシクシクが残っていて嫌ーな感じだけど、吐き気は完全に消えてやれやれ。 …でもなぁ。また夜中にゴゴゴゴッと催したら嫌だなぁ。 寒暖の差か何かでずっと鼻水ズルズルではあったものの、喉は痛くないし咳も出ないし平熱なのに、気持ち悪くなってからずっと酷い倦怠感が続いている。顔汗も凄い。 あまりにも風邪っぽいのでパブロンを飲…
< 氏は4歳の時に台所の一升瓶から酒を呑んで熱を出し 熱を冷ますのに父親に雪の中を転がされたらしい > ササボウって呼ばれている中年女性がおります。ミリキ的な低音ボイスでショートカットの似合う、落ちついた雰囲気の人で、その焼酎バーではファンの多い女性です。 コロナパンデミックの辺りからワインを呑む人が減って来たんで、仕入れをどうしようか迷っているって店の大将が悩んでいたときに、 「たまに吞みたくなる人もいるでしょうから入れておいてよ。あたしこれからはワインにするから。それで1ヶ月の間ワインを注文する人があたししかいなかったら、その時はワイン、ナシにするっていうのは、どお?」 ってササボウが申し…
私の歳月 (講談社文庫) 作者:池波 正太郎 講談社 Amazon あたしは、一日たりとも、まずいもん食ったら生きてる甲斐ないと思う(笑)。 江戸っ子、上野・浅草・銀座・日本橋で生まれ育った人。3代続けてね。 座談会、関東大震災の想い出。経験した人の話はやっぱり生々しい。 縁日でこどもが帰ってこないと思ったら、曲馬団とかにさらわれるケース多々あり。 お座敷ビフテキ。 正太郎の本にやたらお酒や食事のシーンが出てくるのは、人物に深みを出すのはもちろん、季節感を出したいから。 豆腐、中国の漢の時代、2000年以上前に発祥。日本に来たのは奈良時代。お豆腐おいしいよねぇ。来てくれてありがとう。 冷ややっ…
池波正太郎の人気シリーズ「剣客商売」には、2作の番外編があります。1作はシリーズの主役・秋山小兵衛の若きころを描いた「黒白(こくびゃく)」(新潮文庫)で、小兵衛の死闘と人生修行が描かれています。 もう1作が「ないしょ ないしょ」。わたしは未読でした。今回はいわゆる書評(のようなもの)を書くつもりはありません。池波小説については、これまで何度か書いてきたし。 1冊の本を読むには、エネルギーが必要です。ところが、このところ疲れているなあ...と感じるときは、逆に本から元気をもらいたい。肩の力を抜いて、理屈抜きに楽しめる小説が最適。書店をさまよい、選んだのは、未読だったこの番外編でした。 秋山小兵衛…
フランス映画旅行 (新潮文庫) 作者:池波 正太郎 新潮社 Amazon パリなんて、あんなところはフランスじゃないとさえいった。 池波正太郎、フランス映画を40年以上観て、はじめての渡仏。観まくってたから、着いてもはじめての感覚がしなかったらしい。 正太郎のイラストつき、写真つき。 昔のパリは黒かった。戦後は洗って白くなったらしい。洗ったのー。 ジャン・ギャバンはモンマルトルうまれ。 イヴ・モンタンはエディット・ピアフにかわいがってもらって出世した。 ジュリアン・デュヴィヴィエに誘われて映画で成功するギャバン。 クリスチーヌ・フルニエ。ファッションモデル。結婚前はドミニク・フルニエ。ギャバン…
散歩のとき何か食べたくなって(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon ああ、うまかった。また、寿命がすこし延びた。 資生堂、明治5年に民間薬局からスタート。明治35年にソーダ水とアイスクリームの販売開始。のちに化粧品へとひろげていく。 それぞれの町がそれぞれの匂いをもっていたものだった。今はどの町並みもチェーン店ばっかりで似たり寄ったりよねぇ。 料理人は常に目を肥やさなければならない。絵画や生花もわからなければいけない。でないとうつくしく清潔な盛りつけができないから。 昔はその町その町に蕎麦屋がそれぞれ2、3軒はあった。蕎麦屋では必ず酒を飲む正太郎。 近江に本気で移住を考えていた。…
2023年は、浅草生まれの時代小説家・池波正太郎氏生誕100年の年です🤓 台東区生涯学習センター内「池波正太郎記念文庫」にて、池波正太郎氏の作品や歴史を知る事ができます。 台東区生涯学習センターは、9日までお祭り開催中の合羽橋道具街にあり、アートスクエア浅草から徒歩数分です👣 ご興味ある方はぜひ🥸 詳しくは公式URL👇よりご覧ください。 www.city.taito.lg.jp LINEもご利用いただけます! Art square★Asakusaの公式LINEアカウントです。気になる商品や各種サービスへのお問合わせ、商品購入や各種お申込みなど、お気軽にご利用くださいませ🕊️ ID:@161vf…
私にとっては、池波正太郎氏の一連の忍者小説(◉)を一巡り、その”締め括り”となるのが本作ということになります。 この一連の忍者小説は、登場人物が重なり連作に近いものもあるのですが、本作は「その一方で」という感じで、三方ヶ原の合戦から大坂夏の陣の十数年後までを忍びとして生き抜いた男が描かれます。 小説の面白さは言うまでもなく大満足…もう一度、今後は時間の流れに沿って読み直したい、そう思います。◉ 夜の戦士 ◉ 忍者丹波大介 ◉ 忍びの女 ◉ 火の国の城 ◉ 蝶の戦記 ◉ 忍びの風 ◉ 忍びの旗(本作)忍びの旗 (新潮文庫)作者:正太郎, 池波新潮社Amazonランキング参加中読書過去の読後感想は…
錯乱 (春陽文庫) 作者:池波正太郎 春陽堂書店 Amazon いかな人間といえども必ず一点のゆだんはあるものだ。 錯乱 どんなときでも笑顔を絶やさず、誰からも好かれる平五郎の正体。 平五郎パパの武士の心得がいやすぎる。 カタツムリの矢立、かわいいやん。 きゃー、バレてる!! これが直木賞受賞作品?オチはおもしろかったけど、登場人物多すぎてまとまりがなさそうな。 碁盤の首 合戦がなくなったら武士も民百姓も二つで一つ。真田信之の信条。てか、90過ぎまで生きてたの!? 碁ともだちと思ってたのに。。 「罪(?)」こんなカジュアルな表現もするのね正太郎。そういや鬼平でもあったな。 刺客 リスのように小…
待乳山聖天(まつちやましょうでん) 住所:東京都台東区浅草7-4-1TEL:03-3874-2030開堂時間:6:00~16:30御朱印受付:原則9:00~16:00駐車場:ありアクセス:東武伊勢崎線 浅草駅北口から徒歩約10分 ※上記は2023年11月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。 www.matsuchiyama.jp あちこちに大根、お供えも大根、境内にはスロープカーもある浅草のお寺 待乳山聖天(まつちやましょうでん) あちこちに大根、お供えも大根、境内にはスロープカーもある浅草のお寺 浅草の繁華街から少し外れたところにある一風変わったお寺 境内は大根だらけ! …
「鬼平犯科帳」,「剣客商売」,「仕掛人梅安」と、池波正太郎の名前を不朽のものにした3大シリーズ。こちらは鬼平犯科帳の「スピンオフ作品」として取り上げます。 雲霧仁左衛門(前)(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ]価格: 869 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 八代将軍吉宗の治世。大盗賊、雲霧仁左衛門と名乗る盗賊一味が、江戸市中で暗躍していた。黒装束の背中には、灰色の雲を染め抜いた「粋」な衣装で、捕らえる側からするとしゃくな存在。わかっているだけでも江戸で2度、大きな盗みを働いている。火付盗賊改方の長官、安倍式部はその役に就いてから7年経つが、何度も煮え湯を飲まされている。 名古屋の豪商、…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、11月30日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は12月7日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません…
「鬼平犯科帳」,「剣客商売」,「仕掛人梅安」と、池波正太郎の名前を不朽のものにした3大シリーズ。ここでは膨大な作品から、シリーズでは珍しい長編作品を1編ずつ取り上げることにしました。 鬼平犯科帳[決定版](十七)特別長篇 鬼火【電子書籍】[ 池波正太郎 ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 「鬼平」こと長谷川平蔵は従兄の三沢仙右衛門宅を辞して、噂に聞いていた「権兵衛酒屋」に寄ってみた。仙右衛門が飲みに来た時に、筋目の良さそうな侍が帰り際に亭主に向かって「丹波守が亡くなった」と告げたという。店に着く時に、どうやら店を見張っているような人影に気づく。 店は「酒は五合まで、肴は一品のみ…
山本弘・MM9・B 夢枕獏・キマイラ・12曼荼羅変・B 香月美夜・本好きの下剋上・二部・神殿の巫女見習い・3-4・B 篠原悠希・2後宮に月は満ちる・B 上遠野浩平。ブギーポップ8・カウントダウン・エンブリオ浸蝕・B 熊谷達也・氷結の森・B 蘇之一行・剣と魔法と裁判所・B 森村誠一・悪道/B 池波正太郎・剣客商売・春の嵐・C 柴田勝家・ニルヤの島・C 井上八蔵・大成吉思汗・C
今日は12月1日、東京は雲の多い晴れです。気温は最高気温が12度、最低気温が7度。 今日から12月ですね。今年もあと1か月です。来年は「辰年」です。 今月のウサギの話題は、「ウサギ鍋」です。私は鍋では「キムチ鍋」位しか食べない。大体動物の肉を食べるというのは、少し抵抗がある。江戸時代では「動物の肉」は食べなかった。だから肉料理というのは発達しなかった。これが日本の食文化を形成している。 ウサギ肉は脂身が無く、赤身のみで、さっぱりとした味わいで、欧州では好んで食べられている。日本でも東北の山間部では、重要なたんぱく源として「ウサギ鍋」が使われている。池波正太郎氏の著作にも「ウサギ鍋」が出てくる。…
電車の中でビジネスマン風中年男性 二人連れの話が聞こえて来ました。 フレグランスの話をしていました。 円安だから結局日本で買うのが 一番安いと言ってました。 ちょっと仕事が暇なので外出がてら 多慶屋に下見に行ってみようと思いました。 久しぶりの上野~♪ アメ横にある摩利支天様にお詣りです。 そこは日本でない世界 中国語しか聞こえてこねぇ! 摩利支天へ昇る階段に中国人家族が ベターっと横長に座ってた。 階段や床にすぐ座るよね~ お堂の中も勝手に写真撮ってる。 だめだよ、神仏写したら! 落ち着け、自分 お祈りで挨拶済んだら 金運お守り購入一択です。 その後君野園で煎茶買いました。 その後アトレに行…
編笠十兵衛(上)(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ]価格: 660 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 旗本中根家の食客で、いつも浅い編笠を被った月森十兵衛。その血筋は名門柳生家でも「別働隊」としてその名を轟かせた柳生十兵衛三厳を祖父に持ち、剣の腕前も祖父譲り。そしてこの家系には、西の丸御留守居役を務める大身旗本の中根塀十郎正冬と共に「将軍家に落ち度あるときはこれを正す」という密命が、二代将軍秀忠の代から受け継がれていた。 時は元禄、五代将軍綱吉の治世。生類憐れみ令が出されて、犬を中心に動物を害する者は死罪や遠島の刑罰も下される時代。そんな中「犬斬り」を行なう曲者を十兵衛が役人から助ける。…
*1985年にNHKで放映された真田太平記。真田幸村を草刈正雄、実直な兄信幸を渡瀬恒彦、そして「表裏比興の者」昌幸を丹波哲郎が演じました。抜群の安定感!(NHKアーカイブス) 【あらすじ】 徳川秀忠勢は天下が目の前にあり戦意も旺盛、小城の上田城など鎧袖一触の気持ちで攻め込む。そこをあしらい「足止め作戦」によって、関ヶ原での西軍の勝利を期待する真田昌幸と信繁の親子。この作戦は成功し、結局秀忠は天下分け目の一戦には間に合わず家康から怒りを買い、終生秀忠のトラウマとなった。 関ヶ原の戦場では、忍びたちも命を楯にして家康の首を狙うが、分厚い守備陣を打ち破ることはできず犠牲ばかりが増えていく。そして昌幸…
いくら温暖化で遅くなってるとはいえ師走の紅葉狩りはぞっとしないから、今にも降り出しそうな曇天ながら家を出る。 まずはご近所の禅昌寺。特に紅葉で名高いという訳ではないけど、ともかく人が少ない(というかいつ来ても誰もおらん)のが有難い。少し外れただけで深山幽谷の趣を味わえる板宿はケッタイな町である。 次の須磨寺に向かう途中、ふとまだ参詣してないと気づいて板宿八幡の方へ。飛松の伝承なぞは上方にはいくらでもあるから格別に由緒あるお宮とは言えないだろうし、社域も取り立てていうほどの風情はない。でも、ホントに住宅街の真ん中をうねうね縫うように歩いて登る順路はなかなかよろしい。 さて、板宿から須磨寺へは、途…
< 阪神の優勝、日本一って日本再浮上のトリガーになってくれたりはしませんかねえ > 関西ダービーとなった2023年のプロ野球日本シリーズは、38年ぶりの阪神優勝で幕を閉じましたですね。2023年はWBC優勝もありましたし、野球が元気を取り戻して見せた年だったかもしれません。 38年ぶりっていう優勝、日本一で関西圏はずいぶんと盛り上がっているそうで、経済効果は日本全体で1300億円。その8割から9割が関西圏だっていう数値が発表されていましたけれど、そんなに偏ることに驚きながら、イイことなんじゃないかって思うですねえ。 日本のどこであれ、都市圏が活動的にも経済的にも盛り上がるっていうのは、みんなの…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、11月16日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は11月30日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できませ…
真田太平記(一)天魔の夏(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ]価格: 781 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 真田の忍び(草)であるお江は、織田家との戦いで重傷を負った向井佐平次を真田領内に連れていく。湯治場で真田信繁(のちの幸村)と偶然出会った佐平次は、「わぬしとは共に死ぬるような気がする」と言われたことに感じ入り、信繁の家臣となる。信繁は佐平次に自分の出生の秘密を打ち明けるが、同じく出生の秘密を抱える信繁の従兄弟の樋口角兵衛は、自分で整理できずに乱暴狼藉が収まらす出奔し、のちのちまで真田家を混乱の渦に巻き込まれていく。 信繁の父昌幸は、若い頃武田信玄の近習として仕え、信玄流の戦術眼を…
🔷 アンコウのおじやが最高💖ゼラチン質のプルプルした皮目のおいしさ。コラーゲンたっぷりでお肌が喜んでいます。淡路町の「いせ源 本館」のあんこう鍋も、風間浦のアンコウを使っているので、一度行きましたが本当に美味しくて驚きました。昔は、ずいぶんと神田近辺の古書店をうろついたものです。老舗の喫茶店の佇まいも好きでしたが、「山の上ホテル」がじきに休館すると聞いて、寂しいです。川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、伊集院静らの作家が定宿としていたホテルで憧れていました。実は、あのホテル、青森県出身の女子高校生たちが採用される確率が高いというウワサがあったの。あくまでウワサですよ。きっと人柄や誠実な仕事ぶりが…
母に欺かれていた家康 NHK大河ドラマ「どうする家康」は第44回「徳川幕府誕生」が特別なオープニングと共に11/19に放送された。今回だけのスペシャルバージョンだそうな。今回は1600年の関ケ原の戦いが終わってのひととき、というよりも1611年に手が届く10年もの期間がブワーッと一気に巻き気味に描かれ、家康の母・於大、股肱の臣の平平コンビ(本多忠勝、榊原康政)、そしてドラマでは出てこなかったが家康の息子らが死んでいった。 この間、大坂方の豊臣秀頼が確実に成長していく。一方、家康は天下を返さぬための手を打っていった。 あらすじを公式サイトから引用する。 家康(松本潤)は大坂城で、関ヶ原の戦勝報告…