臓器移植をうけた片岡亜美さんと田中美紗都さんが主人公。 1人目の主人公の片岡亜美さんはウィルムス腫瘍という子どもがかかるガンと闘っています。 亜美さんは腎臓が一つしかないハンデもあってどんどん腎臓の調子が悪くなっていきます。 亜美さんのお母さんが腎臓を提供することによって臓器移植が進んでいきます。 本の中にもありますが健康な人間から腎臓を切り取って患者に移植するのは私は良くないんじゃないかなと思っています。 「私が提供した腎臓は、二十年は持つだろうと言われている。二十年後だとしたら亜美は二十五歳。その時まで医療がもっと発達しているだろうし、日本の移植事情も変わっているかもしれないけど…」 とい…