地球温暖化に『天声人語250824』は思う▼猛暑の昼下がり、少しは日陰があるかと裏通りへ。歩いているのは私しかいない。児童公園にも子どもの姿なく。聞こえるのはセミの鳴き声だけ▼「暑すぎて人間が外に出られない。沈黙の夏になりつつある」と永幡幸司さん(サウンドスケープ研究者)。地球温暖化の影響は「音にも表れている」と▼俳句に含まれた音に関する表現を江戸時代から1990年代までたどり、統計的に分析。日本のサウンドスケープは変化しており、鳥の鳴き声や雨音などの自然の音を詠む句が減ってきた▼80年代から急激になっておりと▼森も沼も「みんな黙りこくっている」(『沈黙の春』)▼裏道で耳を澄ますと、エアコンの…