1940 年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中より足立正生らと『椀』、『鎖陰』を製作。若松孝二や吉田喜重の助監督を務める。若松プロから『ニュー・ジャック・アンド・ヴェティ』(1969)で監督デビュー後、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』のメインシナリオライターとして約1400本の脚本を担当。他、『出張』(1989)、『したくて、したくて、たまらない、女。』(1996)、『YYK論争 永遠の“誤解”』(1999)と監督映画は寡作ながら、いずれも独特の異彩をはなち、2005年に全映画作品4本をまとめたDVD-BOXが『沖島勲全集』としてリリースされている。