分離なんか起きていなかった、という体験は、 僕にたくさんの気づきと、新たな感慨をもたらした。 特に〝分離なんか起きていない〟という場所から、 〝世界に反応しない〟を実践してゆくにつれ、逆に、 自分がいかに分離を信じていたかに気づかされる。 というのも、 沖縄へ向かうべく、空港行きの電車に乗った時のこと。 なんかカバンが軽いなあ、と思っていたら、 ノートパソコンを家に置き忘れてきたことに気づいた。 はっとなって、発車寸前の電車から飛び降りた。 そこからタクシーに乗り、家へと向かった。 パソコン忘れた→動揺→電車を飛び降り→家へ向かう その間の行動はほとんど、自動反射的無意識状態で、 タクシーに乗…