オートポイエーシスの専門家 東洋大学文学部教授
「オートポイエーシス―第三世代システム」 (asin:4791753879)
「オートポイエーシス2001―日々新たに目覚めるために (ワードマップ)」 (asin:4788506998)
「オートポイエーシスの拡張」 (asin:4791758072)
「哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題」(asin:4822245683)
ホモ・エクササイズ――生き抜くことへの賛歌(2/7)
歴史哲学 英語社会歴史学 歴史哲学(れきしてつがく、英語:philosophy of history)は、歴史学のあり方、目的などについて考察を加える哲学の一分野である。 概要 歴史哲学において、歴史には過去の事実と過去の叙述という二重の意味がある。しかしながら、認知されない事実、及び、誤って認知される過去の事実も存在するならば、事実と叙述の乖離が認められる。 歴史は事実はそれ自体は一回性の事実の連なりであるために、歴史の叙述において史料類の学術的な解釈と抽出、そして、分析と総合を通じて、重要性や影響などが特徴づけられることが必要であり、これが行われて初めて歴史として叙述さられる性質を有するこ…
こんなまとめ見つけた。 togetter.com アクセス制限一択なんだけどな。だって、TikTokもAmazon Primeも学業に全く関係ないじゃん。もっとトラフィックが少ないサイトなら看過できるけど、動画メインは重いよね。 あと、YouTubeだと講義動画を置いておく可能性もある。学内に置けよって思うけどサーバ増強とネットワーク増強どっちの費用が安い?って話だし、YouTubeなら家などからもアクセス簡単だし。なので、多分多くの大学でYouTubeは単純には制限できない。 学生、院生、教職員、研究室などで接続プロキシ分けて、制限しちゃえばいいじゃん。理系学部がある大学なら学生バイトでも作…
1-2)宇宙原理の階層構造 1-2-3)「法」の階層構造1-2-3-3-1)自律性を担保するオートポイエーシス物質、細胞、神経系、生物体などが、各階層(物質、細胞、脳、身体の総合体としての生物)内で自分で自分自身を造り出すという自給自足型自律サイクルを重層的に反復することで、自律的に秩序が生成される(生命)現象を、「オートポイエーシス」といいます。生命(生物)は、細胞を構築することで、細胞内に遺伝子(自己構築情報:オートポイエーシス機能)を獲得することで、また動物では、体内に脳(情報加工処理機構)を構築することで、身体的にも精神的にもオートポイエーシスを獲得しました。細胞が身体面での環境からの…
「群像」2022年10月号からの新連載。弱さが肯定されされる(というよりも、弱さを認め、助けることが常に求められる)風潮がある現代において、弱さの肯定をどこまでくぐり抜け、向き合い、受け入れる準備ができているのかを、哲学的に問い、答えを探す試み。第一回は、その出発点として「クラゲ」という弱い存在の、海という環境における強さというパラドックス(って言っていいのかな)について言及している。弱い生命体である印象なのに、実際には大量発生によって人を困らせたり、毒を盛っていたり、他の生物に捕食されることが少ないので実は食物連鎖の頂点にいるとも言えたり、とクラゲが強い存在であるとも言える点から、現象学的に…
※注意! 筆者は医療の専門家ではなく、また当記事は文化史エッセイに属するものであり医学的内容に責任を負うものではありません。治療に関する判断は専門機関にご相談ください。 α.はじめに 自分の病気の成立に自分自身が能動的に関与しているということを本気で考える人がいたら、それによって病気の理論が変わるだけでなく、その人の世界との関係も一変するだろう。彼の倫理的、宗教的、政治的な態度も変化するに違いない。 (ヴァイツゼッカー『病いと人』) 偶然にも本稿では採り上げていないが、オリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』といえば、脳科学・奇病エッセイの古典的名著であるという評価に異論を差し挟む者は少…
このブログを全然更新しなくなって、はや幾年。 軽い気持ちで、フリック入力で書いてみる。 直前に友人のブログを読んで、思うところがあり、 タッチパネルに指を滑らせている。 その友人のことを書いてみようか。出会いは大学に入って、同じ学科の、 同じ場所に集まる習慣があり、 話をするようになった。 習慣の仲間とその周辺の人がよく話す範囲だ。 今思い出せる、最初の彼の印象は、 村上春樹の読者というものだ。私が読んできた小説は中学時代によく読んだ翻訳SF小説 くらいで、高校時代は哲学関連の本など、 ノンフィクションをよく読んでいたが、 小説はあまり読んでこなかった。 それでも村上春樹の名前は知っていたが、…
芸術家、哲学者、人工知能と人工生命の研究家など多方面で活躍する10名の人物によって、それぞれの視点から現時点での自然と人工の技術の関係性を問うた論考10篇。高度に発達した人工知能の視点から見れば思考や身体というものにおいて人間という存在自体が限界をもちボトルネックとなっている面が多々浮かび上がってくるが、制限されている状態や不合理で割り切れないようなものの存在にこそ人間の特徴があるのではないかという発想に至りつく人が多いように感じられた。究極的にはセンサーとモーター(アクチュエータ)の連動で語ることのできる機械の仕組みと、まだそれだけでは語りきることのできていない人間の仕組み。いま現在までに達…
令和4年5月末、稲垣諭の『絶滅へようこそ 「終わり」からはじめる哲学入門』 を読み終えた。私の記憶に間違いがなければ、著者は私が大学3年生にあたりに助教授として赴任してきたと思う。特に講義を受ける機会は無かったものの、河本英夫が講義中に「彼は文章が書けるんだ。上手い文章を書ける才能があるんだ」等と褒めていたことが印象に残っている。今回はたまたま著者の最新刊の発売を知り、題名が興味を引いたため手に取ることになった。天の川銀河級の視座の獲得を目指した本書は非常に面白く、著者のその他の著作も読みたいと思うものだった。さて、上記掲載書の終盤には本書の要とも言える村上春樹論がまとめられており、村上春樹の…
本の買取強化中です。JR小倉駅北口「小倉の古本屋」古書城田(旧ブログです) JR小倉駅北口(新幹線口)の古本屋、古書城田です。北九州市内をはじめ福岡県内&近県、本の出張買取、本の遺品整理を行なっています。大量歓迎です。査定無料、出張費無料です。どうぞご相談くださいませ。 (買取専門)093-551-3009 メール:shirota@mx71.tiki.ne.jp 古物商許可証 [第32483号/福岡県公安委員会] 全国古書籍商連盟北九州古書組合所属 店舗はJR小倉駅北口、徒歩1分の場所にございます。ファミリーマート小倉駅北口店さんのすぐ裏手となります。ご来倉の折は、どうぞお気軽にお立ち寄りくだ…
現代経済学のヘーゲル的転回:社会科学の制度論的基礎 (叢書《制度を考える》)作者:カーステン・ヘルマン-ピラート,イヴァン・ボルディレフNTT出版Amazon はじめに ヘーゲル経済学の使い道(思いつく限り) 社会関係資本の蓄積過程を「相互承認」として定式化する p90-91 相互承認と社会関係資本 単なるマーケティング調査ではない、制度論としてのエシカル消費研究にシフトする 外部性を内部化する契機として人文学の社会的意義を根拠づける おわりに:なぜわざわざヘーゲルを持ってくるのか? この本を読んでみたいという奇特な人へ 制度論・ゲーム理論関連の参考文献 「連続性」関連の参考文献 「遂行性」関…
妻の実家のウッドデッキのペンキ塗りをした。アメリカに行ったとき、そこに暮らす人たちが自分の家をペンキで塗っていたのを思い出した。トムソーヤの冒険の出だしもペンキ塗りのエピソードだった。昨日読んでいたホッファーの本にダヴィンチが出てきた。偶然持ってきている本がホッファーとダヴィンチだった。 午前中ペンキ塗りをして、午後はストレッチをしながら「ダヴィンチ・システム」河本英夫を読んだ。
さて、今月も奈落の新刊チェックです。4月も出るわ出るわ、気になる新刊が。ブログ開設以来早いものでこの新刊チェックも5か月目ですが、まあ飽きるまでは続けようかと思います。では今月もいってみましょう。 ピラネージ 作者:スザンナ・クラーク 東京創元社 Amazon 2004年に『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』がベストセラーとなったファンタジー作家の第二作。広大な館に13人の骸骨とともに住む主人公の物語らしい。訳者の原島文世はダイアナ・ウィン・ジョーンズなどファンタジーを多く手掛ける。 メキシカン・ゴシック 作者:シルヴィア モレノ=ガルシア 早川書房 Amazon こちらも館ものファン…
河本英夫先生という偉大な学者がいて、多くの人々が敬愛しています。彼が書いた膨大な書物に新たに加わった『ダ・ヴィンチ・システム』という一冊を送ってくださいました。私は、歴史上の最も偉大な人物を上げろと言われたら、ほぼ何の迷いもなくレオナルドを上げます。河本先生の優れた分析を、唸りながら拝読すると思います。どうもありがとうございます!
[3]生命は動的秩序形成活動である [生命は自己維持をはかる動的秩序形成力] ◎生命(意識・精神)は目的に向けて物質を秩序化する力、部分を統合して素材を組合わせ全体を組織化する力、物質・エネルギー・情報に関して内(生命体)と外(環境)との相互作用を行い、内部を変化させつつも自己維持(恒常性維持)をはかる動的秩序形成力である。 [生命は物質・エネルギー・情報の流れを作り出して構造・機能を創造・維持する] ◎(体内)物質はエントロピーの法則によって絶えず劣化・分解するので常に生産されねばならない。生命はそれ故物質・エネルギー・情報の流れを自ら作り出すことによって、自分の構造・機能を創造・維持する。…