名古屋市長、元民主党衆議院議員(愛知1区選出)。「〜みゃー」など名古屋弁を隠そうともしないしゃべりが特徴。年金問題に取り組み議員年金廃止を主張している。
昭和23年11月3日、名古屋市東区古出来生まれ(1948団塊の世代)。 一橋大学商学部卒
平成21年4月26日、名古屋市長当選。
出生時の名前は「河村隆之」。現在は戸籍名を改め、本名も「河村たかし」である。
amazon:河村たかし
前回に続いて、3月22日に守山区生涯学習センターにおいて行われた「減税会」の会合における渡瀬裕哉氏の講演についての検討を続けよう。 渡瀬氏は効率の悪い行政機構による国家運営よりも、減税を行って小さな政府を実現した方が良いのだと主張する。これはアルゼンチンのミレイ政権や米国におけるDOGEの施策とも重なる、いわゆる「新自由主義的な夜警国家論」と言える。 国政において行政改革などが行われているが、意味はないと断じる。一つの事業を潰したところで、余った予算を他の事業が持って行ってしまい、なかなか「減税」、つまり国民の懐にはお金は戻ってこない。なので先に減税をさせて、縮小した歳出の中で、無駄な事業につ…
当ブログでは先の名古屋市長選挙において、河村前名古屋市長を「減税の先導者」のように称賛し、後継市長候補を支持していた「減税会」なる集団に着目していた。その後、いわゆる「103万円の壁」を軸に国政、税制に対しても同会は活発な主張を続けているようである。 更に米国のトランプ政権が進めるDOGE(政府効率化委員会)の施策やアルゼンチンにおけるミレイ政権の政策など、新自由主義的な「小さな政府」論(従来から言われている夜警国家論、名付け親はドイツの社会主義者ラッサール(1825~1864)であり19世紀の議論である)の焼き直しが行われており、社会構築論としては既に成立していないものと思われるが、様々な思…
諸事あって「『減税会』に伴う論考」が滞ってしまった。 期間も空いたことなので今までの(1)~(4)を軽く振り返ってみる。 (1)においては事実認識の精度を上げなければならないという話をした。特に昨今では、日本国内における「減税政策」について様々な政党が様々なアプローチで主張を始めているが、玉石混交。中には選挙民に「税の軽減」を餌に事後買収予約をしているような主張も見受けられる。そうしたプロパガンダを見抜くためには、しっかりとした事実に立脚した、論理的に整合する議論をすすめなければならない。 (2)では、そうした中で、精度の低い認識の例として、私のSNSにおける投稿への反論として上げられた慶應義…
近年、日本の政治において新たな潮流として台頭してきた「日本保守党」は、真に国益を考え、日本の未来を守るための政党として、多くの国民から注目を集めています。その理念や政策を詳しく見ていくと、日本の主権や安全保障、伝統文化を大切にし、国民に寄り添った政治を実現しようとする姿勢が明確に感じられます。 日本保守党 島田洋一 衆議院議員 1. 拉致問題への真摯な対応 日本保守党は、長年にわたり未解決のままとなっている北朝鮮による日本人拉致問題に対し、強い姿勢で取り組んでいます。例えば、党所属の島田洋一議員は、国会において政府の対応を厳しく問い質し、拉致被害者の帰国を最優先課題として掲げています。 石破内…
どういうことなの?
前編で、河村が総理になるため、民主党代表選挙に3回挑戦し、3回とも推薦人20人を確保することが出来ず、民主党内での地歩を固め政党党首から総理大臣になるという道筋を諦め、名古屋市長となり、人気首長として第三極の旗頭に迎い入れられ、政党間の力学によって総理大臣となる道筋に願いをかけていたのだと分析した。 そのための政策提言としての「河村ビジョン『庶民革命』(2008年版)」は、国家政策を打ち立てた物というよりは、河村自身のルサンチマンや、幼稚な自由主義を表明したものに過ぎない事。 そしてそれらが河村を取り巻く重要な「大人」である、父親、母親、春日一幸という存在から影響を受けており、河村自身はこうし…
ある方と「結局、河村市政とは何だったのか」という話をさせていただいた。河村たかしによる名古屋市長としての「効果」は、「総理を狙う男、河村たかし」の総理への道の手段でしか無かった。 民主党内において大きな顔*1をしてはいたが、2005年、06年、08年と民主党代表選挙立候補に必要な推薦人20人を確保できず、あの浜田幸一に「代表選に出ると言っておきながら推薦人20人を確保できないのはお前ぐらいのものだ」と嘲笑された。この背景には民主党議員の中でも河村たかしの能力に疑問を感じた者が多かったことと、成果は全て自分の物と宣伝し、失敗はヒトに押し付けるという裏切り、卑劣さが広く知られていたからだ。 その為…
名古屋市長選挙 今回の市長選挙で名古屋市民は、河村インチキ市政を払拭できなかった。 幻のような「減税」に 実現性ゼロの「国宝名古屋城」 口からデマカセの名古屋市政がこれからも続く。 河村前市長にとって、民意とは、自分を肯定的に捉えてくれる、お身内だけの民意で、自分に「敵対」する者、批判者や、マイノリティなど考えもしない。騒がしくなれば政治議論の舞台から消すこともできる。そう、ちょうど相生山道路問題のように。 これで「河村市政15年を肯定的に捉えている名古屋市民の割合は75%」ときた。 まるで、「鉄筋コンクリートの天守は、耐震改修しても40年の寿命ですが、現天守の耐震改修が良いですか、木造復元が…
皇位継承議論に参加するという自覚が無い
河村たかしがTBSラジオ10月27日、『総選挙2024 <ザ・ジャッジ>有権者の審判は』に「日本保守党」の共同代表として電話出演した。www.youtube.com↑ 同じものです ↓www.youtube.com news.yahoo.co.jp 入管難民法の改正と運用の厳正化を公約に掲げていることについて「厳正化とはどういったものでしょうか」と尋ねられると、「まぁ~、入管というか。やっぱりそのやっつけりゃ入れるという発想はやめにゃいかんわな、とにかく人件費で」「根本的なところで、今の発想いうのはちょっとマズいんじゃないの、ということですわ」と返答した。 荻上氏が「家族帯同を許す政府方針を見…