河野裕

今回のお題は河野裕さんの「昨日星を探したいいわけ」から着想を得た問いです。 あらすじは各サイトに載っていますので割愛しますね。 昨日星を探した言い訳 作者:河野 裕 KADOKAWA Amazon この本は単行本と文庫本両方ありますが、個人的には単行本の表紙がきれいで物語を描写しているようで好きです。 今回の問いの着想を得たのは少数派の緑色の目の生徒の存在と、障害を持ち、車椅子でしか生活のできない生徒の存在だ。物語の中では「拝望会」という歩行イベントがある。途中の休憩所でリタイヤしてもいいのだが、この行事の採取目標はスロープのない階段を上った山の上にある。そしてそこはかつて黒い目をした人が緑色…

このテーマは僕の好きな小説「さよならの言い方なんて知らない」からのテーマです。 AIによって人生を何周も体験できるようになった世界で果たして生きるとは何なのかを、能力を使ったサバイバルバトルを主軸に描いた物語です。 さよならの言い方なんて知らない。（新潮文庫nex） 作者:河野裕 新潮社 Amazon この世界ではAIの発達により欲しいものは物質も経験も擬似的に手に入れるとができます。また、AIの内部時間（演算時間）が人間の思考時間、行動にかかる時間をはるかに上回るため、人生を2周、3周と体験できます。小説の中では何度も人生を体験することができるため、生きることに飽きてしまい自殺率が上がります…

こんにちは。NEEDYです。 6月になりました。そろそろ梅雨ですね。 僕の暮らす街では、曇ったり晴れたり降ったり、寒かったり暑かったり……情緒不安定な天気が続いています。 やー、こういう天候マジできつい！ 心身にかなり来てます。絶不調すぎる。 素の体調がそもそも悪いので、気候の変化をもろに受けちゃうんですよね。強い肉体が欲しい…… こういうときって外に出かける気力も湧かないし、スマホを触ってもネガティブな情報ばっかり受け取ってしまい、面白いことも特にないわけです。 でも体力ないときほどスマホ見ちゃうんですよね。あの現象マジでなんなん？ まあ、しかしですよ。このまま不調なメンタルに付け込んでくる…

最上級の称賛の意味で 「果てしなく青臭くて面倒くさい青春ストーリー」 だった。 なんとなく「階段島シリーズ」を思い浮かべる生真面目なストーリー。 純粋で潔癖で気高くて頑固で理想が高くて素直になれなくて 現実から目を背けていて世界を分かった気になっていて。 そんな2人の主人公にヤキモキしながら最後まで目が離せなかった。 こんな肩に力が入った青春を送るのは真っ平ゴメンだけど こんな青春を送れたらな。とも思った。 エピローグ、坂口の嫌いなところ（悪口）をひたすら唱える 茅森が可愛らしかった。 books.rakuten.co.jp

前半は月生と白猫のバチバチの戦い。 ヘビの圧倒的な強さを挟んでから 香屋とヘビ、香屋とウォーターの戦略的な戦い。 戦いメインだった今作もとても面白かった。 1人の犠牲を出したくないという理想と 戦いを終結させるためには最低限の犠牲は必要であることに 苦悩する香屋が印象的だった。 架見崎を舞台にしたAIと人間が繰り広げるこの物語も 終わりが見えてきたのかな。 選挙の行方と新登場のキャラが今後どうからんでいくのか？ そして相変わらずユーリィの行動が不気味。 books.rakuten.co.jp

本日の王様のブランチ・BOOKコーナーで紹介された本を紹介します。 王様のブランチ（2023年6月3日放送分）の、話題の本と著者のインタビューをまとめて掲載しています。 愛されてんだと自覚しな：河野裕 ■内容 ■河野裕プロフィール ■インタビュー ■ひとこと ■ブックランキングで話題になった本 愛されてんだと自覚しな：河野裕 愛されてんだと自覚しな 作者:河野 裕 文藝春秋 Amazon ■内容 千年ぶんの愛も、今この一瞬のときめきも。最高にポップなモダン・ファンタジー。千年前、女は神からの求婚を袖にして、愛する男と共に輪廻転生の呪いをかけられた。生を繰り返すふたりは様々な時代で出会っては別れ…

大企業の採用通知書を巡る超能力者たちの壮絶な・・・騙しあい。 全員が全員を騙しあう展開にストーリーを追いかけるのが大変だった、 というか終盤まで騙しあいとは気づかずに超能力ばかり追ってたから 脳みそグチャグチャになりそうだった(笑) エピローグのストーリーを時系列に解説してくれる下りでようやく 「あー、そういうことだったのね。」と。 なんだか筆者の掌のうえで見事に踊らされた感があって それはそれで満足な一冊でした。 楽天ブックス: 最良の嘘の最後のひと言 - 河野裕 - 9784488468118 : 本

だいぶ遅くなってしまいましたが、12月の購入検討＆気になる本ほかピックアップです。12月は特に祭日などがありませんが、10日前後だけでなく年末進行もあって24日以降から27日まで上旬分も繰り上がって刊行がかなり多めです。全体的にまんべんなく出ているので、いつ何を読むかが考えどころと言えそうです。 注目のシリーズ続巻としては、角川スニーカー文庫から「涼宮ハルヒの劇場」「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」、TOブックスから「恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。」、文春文庫から「満月珈琲店の星詠み」、宝島社文庫から「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」、実業之日本社文庫から「天久鷹央…

今日は母と納骨堂へ。 これで墓じまいも一段落です。 午後はひとりで出掛けて、商業施設のフードコートでうどんを食べました。 とても美味しゅうございました♪ そして、フードコートの騒めきはやっぱり苦手でした。 その後は場所を変えて、コーヒーを飲みながらひたすら読書です。 河野裕さんの『つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先』を読みました。 ちょっと…いまいち…進まないので、ざっくり読んだ箇所もあります。 次の巻で完結するようなので、頑張って読んでみようかな。

昨日星を探した言い訳（河野裕）を読んだので感想。 河野先生はサクラダリセットが大好きで、その後の作品群も追いかけています。本作はうっかり買いそびれていて、刊行からずいぶん経ってようやく読めました。 あらすじ 自分の声質へのコンプレックスから寡黙になった坂口孝文は、全寮制の中高一貫校・制道院学園に進学した。中等部２年への進級の際、生まれつき緑色の目を持ち、映画監督の清寺時生を養父にもつ茅森良子が転入してくる。目の色による差別が、表向きにはなくなったこの国で、茅森は総理大臣になり真の平等な社会を創ることを目標にしていた。第一歩として、政財界に人材を輩出する名門・制道院で、生徒会長になることを目指す…

新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2020」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。

新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2016」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。

JJUG CCC 2024 Fall に参加しました！ JJUG CCC への登壇もなんと4回目。いい加減慣れてきた頃…、と思ったのですが全然そんなことなかったです。この1ヶ月ぐらいあーでもないこーでもないと構成を考えて書き直して図を追加してというのをずっと繰り返していました。そんな苦労が詰まっていた本日の登壇だったのですが、Twitter(現・X)の感想を見る限りでは好評だったようで、とても嬉しいです！ 今回面白いなーと思ったところは、セッション内で「この点については、〜さんのセッションで話していましたね」みたいな話がちょくちょく出ていたことです。自分のセッションでもジェネリクスについてはな…

彗星を追うヴァンパイア作者:河野 裕KADOKAWAAmazon あらすじ 未知を愛した青年、人間を信じた怪物。魔術が終わる時代に、ふたりは戦場で出会った。17世紀、イングランド。母と暮らした幼い頃から、オスカーの願いは〈世界のルールを解き明かす〉ことだった。数学の才を持つ彼は、ケンブリッジ大学でニュートンに師事する。けれど、王位継承を巡る反乱が勃発し、戦場へ。窮地に陥った彼の命を救ったのは、人知を超えた力を操る謎の男、アズ・テイルズだった。物理法則に従わない未知の存在を解き明かそうとするオスカーと、自分が解き明かされる日を待ち続けるアズ。ふたりの出会いが、人類の〈科学〉と〈戦争〉の歴史を動か…

ランキング参加中まとめ ランキング参加中YouTube www.youtube.com あかりんチョイス 女王はかえらない (宝島社文庫) 作者:降田天 宝島社 Amazon 地球星人（新潮文庫） 作者:村田沙耶香 新潮社 Amazon 2 新装版 【新装版】2 (メディアワークス文庫) 作者:野崎 まど KADOKAWA Amazon たくみチョイス 彗星を追うヴァンパイア (角川書店単行本) 作者:河野 裕 KADOKAWA Amazon 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) 作者:杉井 光 新潮社 Amazon きこえる 作者:道尾秀介 講談社 Amazon

DeNA三浦大輔監督、続投決定発表「来年こそはと気が引き締まる思い」5年目のシーズンへ news.yahoo.co.jp 流石に最終戦は面白かった。 どっちが勝ってもソフバにボコボコにされそうだけど。彗星を追うヴァンパイア (角川書店単行本)作者:河野 裕KADOKAWAAmazon 未知を愛した青年、人間を信じた怪物。魔術が終わる時代に、ふたりは戦場で出会った。17世紀、イングランド。母と暮らした幼い頃から、オスカーの願いは〈世界のルールを解き明かす〉ことだった。数学の才を持つ彼は、ケンブリッジ大学でニュートンに師事する。けれど、王位継承を巡る反乱が勃発し、戦場へ。窮地に陥った彼の命を救った…

彗星を追うヴァンパイア (角川書店単行本)作者:河野 裕KADOKAWAAmazon タイトルからは想像していなかったけれど、これは「科学」をテーマにしたフィクションである。 舞台は17世紀のイギリス。そこには科学の祖たるニュートンがいて、フックやライプニッツなど科学を少しでもかじった人間ならば聞いたことのある名前が登場する。 そんな科学の黎明期に登場し、人類には理解できない力を振るうヴァンパイア。主人公はニュートンに師事しながら、ヴァンパイアの科学的に解明したいと願う。 河野裕のいつも通りのきれいな文体で綴られる結末は、主人公が科学の歴史の中で名前の残らない脇役であることを示しているけれど、…