第1回口頭弁論の後、裁判について報告する原告の関係者ら=大阪市北区の大阪弁護士会館で2024年4月19日、鵜塚健撮影 大阪府泉南市の添田詩織市議から、差別的言動やヘイトスピーチを受けて名誉を毀損(きそん)されたとして、大阪市中央区のイベント会社「TryHard Japan」が、市議と市に各1100万円の損害賠償と投稿削除を求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、大阪地裁(達野ゆき裁判長)であった。 【写真】ヘイト声明のDHCが「マル秘」謝罪文 提出先には非公開を要求 原告側は「政治家の票集めという私利私欲のためのヘイトスピーチだ」と主張し、市議と市はそれぞれ、請求棄却を求めた。 訴状によると、添田…