洪思翊中将の処刑 山本七平 著を読みました。その抜粋、要約、所感、関連する話題など紹介したいと思います。今回は「第6章 戦犯法廷」についてです。 この章では、 戦犯法廷の証拠採択の問題点を、取り上げています。 ■前回のブログ記事 ■戦犯裁判 ■絞首台への必然性 ■本について改めて紹介 洪思翊中将の処刑 作者:山本七平 パンダ・パブリッシング Amazon 楽天 ■前回のブログ記事 ■戦犯裁判 日本軍人への米国の戦犯裁判は、「復讐」と思われないように、法的な正当性、特に手続き上の正義と言った点をよく考えた裁判だったようです。 少なくとも洪思翊中将の処刑 山本七平 著を読む限り、 日本国憲法で規定…