東京都台東区花川戸1丁目・浅草1丁目・駒形1丁目にかけて存在する東武鉄道・東京地下鉄・東京都交通局の駅。
及び西浅草3丁目にある首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の駅。
4社局の駅は別個にあり、必ず改札外でののりかえとなるが、東武・東京メトロ・都営地下鉄の駅はいずれも雷門附近にあり、地下連絡通路で繋がっている。一方つくばエクスプレスの駅は浅草六区附近にあり、前者3駅とののりかえには適さない。
東京都台東区花川戸1丁目にある、東武鉄道伊勢崎線の始発駅。
松屋浅草店の2階に改札口と頭端式ホーム(3面4線)がある。
この建物は久野節の設計で1931年(昭和6年)に開業したもので、浅草という一大観光地の玄関口であることから複雑な構造を避け、入口・改札・ホームが一直線に配置された単純な構造となっている。かなり古い建物であり、ビルの中にあって頭端構造となっている関係上、これ以上ホーム容量が増やせないという問題点を抱えている。
苦肉の策で階段に辛うじて掛からない1番線のみ8両編成が止まれるようになっているが、その他は6両編成しか発着できない。
それでもホームの急カーブ部分は大変広い隙間(人間1人分ほど)が空いて危険なので、特急列車には駅員がタラップをかけて対応している光景にお目にかかれる。
また、普通列車発着のホームでは、2011年9月より、6両編成の場合行き止まりの改札方4両のみ乗降として扱い、とうきょうスカイツリー駅方面の2両は閉鎖扱いとなった。
開業時は「浅草雷門駅」の名で、その当時は現在の「とうきょうスカイツリー駅」が「浅草駅」を名乗っていた。
東京スカイツリー街開きにあわせて2011年春からかつての「浅草雷門駅」をイメージした外装工事が続けられ、2012年5月18日に竣工した。
「関東の駅百選」認定駅。
■ 伊勢崎線(東武動物公園以遠)…(至・久喜駅 加須駅 羽生駅 館林駅 太田駅 伊勢崎駅 )
■ 東武日光線直通(東武動物公園分岐)…(至・南栗橋駅 板倉東洋大前駅 新栃木駅 新鹿沼駅 下今市駅 東武日光駅 )
■ 東武宇都宮線直通(東武日光線経由)…(至・東武宇都宮駅 )
■ 東武鬼怒川線直通(東武日光線経由)…(至・鬼怒川温泉駅 新藤原駅 )
■ 野岩鉄道直通(鬼怒川線経由)…(至・川治温泉駅 会津高原尾瀬口駅 )
■ 会津鉄道直通(野岩鉄道経由)…(至・会津田島駅 )
東京都台東区浅草1丁目にある、東京地下鉄銀座線の終着駅。
当駅から上野駅の間が、東洋初の地下鉄である。
東武線の駅と都営線の駅の間の、吾妻橋附近の地下にあり、3社局の内で最も雷門に近い駅である。相対式ホーム2面2線を備え、1番線ホームにのみ都営浅草線の浅草駅との連絡通路がある。浅草寺へは2番線が便利。よって、上野駅から田原町駅までの間は車内放送(車掌の肉声)や駅構内の時刻表で浅草駅の到着番線を案内している。
なお、2012年から導入された1000系電車(東京メトロ1000系)では、浅草行きについては側面の行き先表示器で「浅草」と「浅草○番線着」を交互表示する他、車内のトレインチャンネルでも到着番線を案内している。
「関東の駅百選」認定駅。
東京都台東区駒形1丁目にある、都営地下鉄浅草線の駅。
銀座線の駅から2〜3分ほどの、駒形橋附近の地下にある。カーブ上に相対式ホーム2面2線を備える。
《エアポート快特、快特、アクセス特急、特急、通勤特急、急行、快速と普通が停車》
[京急線・京成線・北総鉄道北総線・芝山鉄道線と直通運転]
■京急本線直通…(至・堀ノ内 金沢八景 上大岡駅 横浜駅 京急川崎駅(KK20) )
■京急空港線直通(京急蒲田駅分岐)…(至・羽田空港国際線ターミナル駅(KK16) 羽田空港国内線ターミナル駅(KK17) )
■京急逗子線直通(金沢八景分岐)…(至・新逗子駅 )
■京急久里浜線直通(堀ノ内分岐)…(至・京急久里浜 三崎口(KK72))