amzn.to 小学生の頃、中部地方に住んでいた。 そのとき、何度か家族でドライブで行った場所が、『桃太郎神社』だった。 そこに犬、キジ、猿、桃太郎、だけではなく、鬼の銅像もあったが、それが不思議な佇まいだったのは印象に残っている。 それから、何十年か経って、浅野捷雲という無数のコンクリート像を作った人の「作品」であることを知った。 〝浅野祥雲三大聖地〟のひとつ。おとぎ話・桃太郎の名場面をカラフルなコンクリート像が活き活きと表現する。境内を彩る祥雲作品は30体。制作は昭和26年から44年まで段階的に進められた。 しかも、この神社の事情まで知ることになった。 境内には祥雲以外の作品も10体以上混…