NHK大河ドラマ「青天を衝つけ」で、もう少し長く見たかった人物がいる。東征軍(後の新政府軍)との徹底抗戦を唱えて 罷免ひめんされ、領地だった上州権田村(現在の群馬県高崎市)で理不尽に殺害された 小栗おぐり上野介こうずけのすけ忠順ただまさ(1827~68)だ。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録すると全文お読みになれます ドラマで武田真治さんが演じた小栗は、外交、通商、行財政改革から金融政策、産業振興など非常に多岐にわたって改革や近代化を成し遂げた。小栗の超人的な仕事ぶりについては別稿でもまとめている。 東京湾整備に大きな足跡 土蔵付きの売り家を残す すでに倒幕を覚悟…