日本の版画家・彫刻家。
1917年(大正6年)12月23日、生まれ。2018年(平成30年)7月17日、死去。
本名はともあき。熊本県出身。
日本の版画家が国際的に注目されはじめたのは1950年代からであるが、浜田は、棟方志功、浜口陽三、駒井哲郎らと並び、第二次大戦後の日本を代表する版画家の一人に数えられる。
浜田は1939年(昭和14年)3月に東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科を卒業した後、同年12月に熊本歩兵第13連隊補充隊に現役兵として入隊する。1940年2月からは中国山西省で軍務についている。1943年(昭和18年)満期除隊するが、翌1944年(昭和19年)に応召され終戦まで伊豆七島の新島で軍務についた。このときの戦争体験は戦後に<初年兵哀歌シリーズ>(1950〜54年)として制作され高い評価を受けている。