海の日は、7月の第3月曜日に制定されている国民の祝日。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」とされている。
日本は四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活などの各分野にわたって、海に深くかかわってきた。昨今、ウォーターフロントが開発・整備され、マリンレジャーが広く普及するなど、海を利用する機会が多様化したが、一方で地球環境の保全という観点から特に海の役割が一層高まっており、海洋汚染防止などの必要性が一層高まってきていた。
このような海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動が大いに盛り上がり、1996年から7月20日が国民の祝日「海の日」として制定された。
さらに2001年6月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は2003年から7月の第三月曜日となった。
毎年、海の日にちなんだイベントが海の日近日に開催されている。