苦労して初めて本格的に作ったソフトウェアがUS向けのテレビに搭載されて販売されました。それが、そこそこ評判が良かったらしく販売台数やら売上増やらに貢献できたらしいという話を聞き、先輩諸氏の苦労も知らずに自分の成果と思い込んでいたように思います。若さゆえの単純さに許してやってください。 気をよくした事業部内の企画やら営業部門の方々に加え、技術部門の上の方々は、2匹目、3匹目のドジョウを狙うべく、次の年、また次の年と改定バージョンの製品投入を試みます。 そんなこんなで、私は、2匹目のドジョウを狙うべく指示を受け、先輩とこともあろうか、北米の当社工場に企画会議と称して出向くことになったんですね、これ…