4月14日、ロシア黒海艦隊の旗艦である巡洋艦『モスクワ』が沈没した。 ウクライナ軍のネプチューン対艦ミサイル2発の命中を受け――無人攻撃機の攪乱?援護があったとも言われる――、大打撃を受けて後退・曳航中に力尽きたらしい。 『モスクワ』は1983年就役なので、艦齢40年近くの老齢艦である。 しかしその排水量は約12,500トン、全長は186メートル程度。 これは世界から「戦艦」という艦種のなくなった現代において、空母を除けば最大級の艦と言える。 それが撃沈され、しかもその名が「モスクワ」だというのは、今回のウクライナ戦争でロシアがまたまた被った大打撃・大失態の中でも記念碑的なものだろう。 さて、…