あしたから出版社 島田潤一郎(ちくま文庫) … 就職はあきらめた。 本をつくることに決めた。 ・・・・・・・・・・ 本屋さんに本を買いに行くことはあっても、出版したいという発想は持ってなかった。 本は、どのようにして作られるのか覗いてみようか、くらいの気持ちで読んだ。 また、何かを始めようとするとき、人はどのように考え、動くのだろうかという興味もあった。 とても良い本だった。何度も泣いた。 絵本を見ているような気持になることがあった。 ・・・・・・・・・・ 解説を書いている頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)氏 『レンブラントの帽子』 いずれにしても、ぜひ応援したいと思った。 海外文学好きとしては、こ…