海野十三『海野十三短編集① 三人の双生児』ことのは文庫を読了。 徳島県立文学書道館発行の「ことのは文庫」という叢書があって、たまたまその存在を知って取り寄せたもの。他に『海野十三短編集② 十八時の音楽浴』というものも出ているが、いま徳島県立文学書道館発行のホームページを見てみたらこの2冊ともリストから消えているので、両方とも売り切れてしまったものらしい。 本書に収録されているのは「三人の双生児」「くろがね天狗」「夜泣き鉄骨」「爬虫類事件」「骸骨館」「透明猫」という短編小説6篇と、「「三人の双生児」の故郷に帰る」というエッセイが1本。 実は、海野十三の小説をちゃんと読むのはこれが初めてだった。ハ…