こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 海音寺潮五郎著、 『聖徳太子と蘇我入鹿』を読了。 ※飛鳥時代の小説一覧はこちら。 飛鳥時代初期の小説は 5冊目。 基本のストーリーは同じでも、 作品によって描かれ方が違います。 飛鳥時代初期は 推古天皇の御世、 摂政・聖徳太子(厩戸皇子)と 大臣・蘇我馬子が中心となって 国家統一を目指していた時代。 太子の功績として出てくるのは、 仏教の興隆、 冠位十二階と十七条憲法の制定、 遣隋使の派遣、 史書の編纂です。 本書ではこれらはすべて、 聖徳太子の究極の目的である 「旧来の社会組織を解体して、 日本を新しく誕生さ…