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消しゴム

(一般)
けしごむ
  • 鉛筆などで書いたあとをこすって消すもの。ゴム・プラスチックなどで作る。ゴム消し。

・・・・・・三省堂「大辞林」より引用。

  • 字消しのことで、鉛筆などで書いたものを消す用具。かつてはすべてゴムを原料としていたところから「消しゴム」「ゴム消し」などとよばれているが、現在鉛筆用消しゴムでは、塩化ビニル樹脂を原料としてつくられたプラスチック消しゴムが主流となっている。種類は、用途別に〔1〕鉛筆用(品質により普通品と高級品とがあり、香料を入れた香り付きのものもある)、〔2〕インキ用(ボールペンインキや印刷インキなどを消すのに用いる)、〔3〕両用(鉛筆用とインキ用が半分ずつ接合しているタイプ)、〔4〕タイプライター用があり、そのほか形態では、繰り出し式のものや鉛筆型(木軸と紙巻きタイプ)などがある。

 イギリスの化学者ブリーストリーが1772年にゴムの消字性を提唱して以来、フランスをはじめヨーロッパ全土で使用され始めた。日本では1886年(明治19)に、東京・本所の土谷{つちや}ゴム製造でつくられたのが最初だが、大正初期まではおもに品質のよい外来品に依存していた。昭和初期には品質も向上し、現在では欧米に輸出するまでになっている。なお、プラスチック消しゴムは1952年(昭和27)に特許出願されたが、普及したのは品質の改良が進んだ65年以降のことである。

(小学館 日本大百科辞典より)

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