滋賀県大津市の歴史博物館で企画展が開催されている。 「湖都大津の災害史」 https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/2209.html この企画展には関連講座も行われている。 3月18日に開催されたのが、 「土砂留め奉行ー淀川水系の砂防を担うー」 水本邦彦氏(京都府立大学名誉教授) 江戸時代の絵図から、淀川水系の砂防についての歴史を教わった。 ・淀川・大和川水系は土砂が流出しやすい砂礫や花崗岩質の土壌である。 昔から土砂の流出に悩まされていたのだね。 ・生業(草肥農業)や燃料資源確保のための自然環境への活発な働きかけ 平和を迎えた江戸期に入って急速に新田開…