海に長い煙突を立てて、煙突上部を加熱すると深海の海水(深層水)をくみ上げられる仕組みは図を参考のこと。 海洋深層水汲み上げの原理 (1)煙突上部の海水を原発の復水器で加熱する。(2)加熱された部分の海水が膨張して軽くなる。(3)軽くなって煙突内を上昇して煙突から排出される。(4)上昇し排出した海水分が、煙突下部から吸い込まれる。(5)そして(1)に戻り繰り返す。(6)これで栄養塩豊富な海底の深層水を、海面までくみ上げられる。 ※この深層水汲み上げで、海面付近には「太陽光+水+栄養塩類」が揃い、 植物プランクトンが発生し、食物連鎖が起きる。 原発の熱で発生した蒸気が発電機を通って復水器に行って蒸…