歌人の穂村弘が、作家やらモデルやらと対談し、主に短歌について語りまくる本。対談相手は、北村薫(作家)、酒井順子(エッセイスト)、三浦しをん(作家)、清家雪子(漫画家)、高橋英里(小説家)、知花くらら(モデル・女優)、金原瑞人(翻訳家)、文月悠光(詩人)、鳥居(歌人)、朝吹真理子(小説家)、小澤實(俳人)、保坂正康(ノンフィクション作家)、里中満智子(漫画家)、吉澤嘉代子(シンガーソングライター)、名久井直子(ブックデザイナー)、俵万智(歌人)の16人。 まず驚いたのが、短歌をこれだけ多くの人が作ったり読んだりして、それについて深い話をできるのだという事実。短歌ブームになる前の時期の対談なので、…