『夕露に ひもとく花は 玉鉾《たまぼこ》の たよりに見えし 縁《えに》こそありけれ』 あなたの心あてにそれかと思うと言った時の人の顔を 近くに見て幻滅が起こりませんか」 と言う源氏の君を後目《しりめ》に女は見上げて、 『光ありと 見し夕顔の うは露は 黄昏時《たそがれどき》の そら目なりけり』 と言った。 冗談までも言う気になったのが源氏にはうれしかった。 打ち解けた瞬間から源氏の美はあたりに放散した。 古くさく荒れた家との対照はまして魅惑的だった。 🪷夕顔 🪷 顔も相手が誰なのかも分からない恋人同士‥!(◎_◎;) 源氏に至っては ずっと覆面をしたまんま💦 お変態様ですかっ( ̄▽ ̄;) やっ…