こんにちは!旅人サイファです。 【秋の鹿児島旅行記】!前回ご紹介した薩摩川内市の「泰平寺」から、およそ30分。古い町並みの残る『入来麓(いりきふもと)』へやって来ました。 「麓」とは、薩摩藩独特の外城制度です。 徳川幕府による一国一城令で、全国の大名は領内に複数の城を持つことを禁じられていました。薩摩藩は、領内各地に「麓」と呼ばれる疑似城下町を多数配置、家臣を地頭として任命しその地域の支配を委ねました。 以前、「出水麓」の武家屋敷をこちらのブログでも紹介しましたね。 今回訪れた『入来麓』も、薩摩藩内に多数作られた「麓」のひとつです。 県内の他の麓と同じように、ここ『入来麓』にもかつての武家屋敷…