渋谷区立松涛美術館にて開催中の「津田青楓 図案と、時代と、」展(~2022年8月14日(日))を拝見してきたので感想を記す。 ■絵画等のこと⑧津田青楓 図案と、時代と、@渋谷区立松涛美術館 津田青楓は1880年、京都に生まれて1978年に東京に没した画家で、テーマに挙げられる図案(デザイン)の仕事では『染織図案』『青もみぢ』『うづら衣』といった多くの図案集を残し、また夏目漱石らの本の装丁をつとめた。その他考案した図案が刺繍や蒔絵に使われている他、日本画・洋画家としても活躍した人物、らしい(恥ずかしながら私は全く存じ上げず、彼より少し前の時代に大流行していたという神坂雪佳についても、知らなかった…